基本情報

内容詳細
万引きをした過去を持ち、社会的地位のある父や祖父から、できの悪い奴と疎まれる菊男。彼は、その冷たい家庭よりも、たまたま行き会った靴屋夫婦の元に実の息子のように通うようになる。家族とはいったい何なのか。現実の家族ともう一つの家族が交錯したとき、厳格に見えた祖父、そして父も、どこか温かな場を求めて走っていたことがわかったのだった。男たちの「季節外れの運動会」の行方と、それをめぐる女たちの愛のかたち。
【著者紹介】
向田邦子 : 1929‐81年。東京生まれ。実践女子専門学校卒業後、映画雑誌記者を経て、脚本家として活躍。シナリオ作品に、『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』など。初エッセイ集『父の詫び状』で、作家としても人々を魅了。80年直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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ツキノ さん
読了日:2018/01/01
玲 さん
読了日:2012/10/22
ぐうぐう さん
読了日:2009/10/30
のほほんなかえるさん さん
読了日:2013/10/04
mieczyslaw さん
読了日:2013/07/10
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