ピアノ調律師

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784915777363
ISBN 10 : 4915777367
フォーマット
発行年月
2005年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,65p

内容詳細

デビーのおじいさんは世界一のピアノ調律師。活発でがんばり屋のデビーは、おじいさんのような調律師になる決心をする…。シンプルな絵とともに、喜びや哀しみ、子どものひたむきさを丁寧に描いた物語。

【著者紹介】
M・B・ゴフスタイン : 1940年米国ミネソタ州セントポール生まれ。ベニントン大学卒業。ニューヨークタイムズ紙・年間最優秀児童絵本賞(’72年)、コルデコット賞次席(’77年)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アン さん

    両親を亡くし、祖父のルーベンと暮らす少女デビーの夢はおじいさんのような世界一のピアノ調律師になること。でも、ルーベンは孫娘にはピアニストになってもらいたく…。シンプルな絵と温もりある言葉が響き合い、優しいハーモニーを奏でる。幸福な朝の食卓、ピアノの豊かな音色、少女の背中をそっと押す勇気を与える言葉。ひとつのことに夢中になるデビーのひたむきさが愛おしく、ルーベンの愛情と心の揺らぎが繊細に伝わって。本当に好きなことに出会えることは素敵ですね。ふたりの朗らかな「フフフフーン」の声が優しく響き渡る、希望の朝に。

  • mocha さん

    おじいちゃんみたいな調律師になりたい。でも祖父はデビーにピアニストになってほしいと願う。ある日町を訪れたピアニストの演奏にデビーは何を思うのか…?いきいきとしたデビーの姿に、夢中になるって素晴らしいなと思う。絵は少なくて、シンプルなモノクロの描線。その分、文章の方は色とりどりの表現なのも読み手のイマジネーションを掻き立ててくれる。デビーとおじいちゃんの一日の始まりのシーンが好きだ。『ゴールディーのお人形』とともに職人さんへのリスペクトが感じられる。

  • ゆのん さん

    【児童書】大好きなゴフスタイン。息子夫婦の忘形見の孫娘デビー。世界一のピアノ調律師であるおじいさんのような調律師になるのが夢。おじいさんは孫娘にピアニストになって貰いたいのだが…。デビーに対して抱く大きな愛情にジーンとしてしまう。デビーがおじいさんの後を継ぎ世界一のピアノ調律師になる日が来るように、2人が少しでも長く一緒に居られるようにと願いつつ読了。175

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    詩的で落ち着いた物語に、思わず微笑んでしまうような線画が添えられた 素敵なご本を読みました。 ■真摯に仕事に取り組み、きちんと評価されている職人と、その仕事を見つめる小さな孫娘のお話です。仕事に厳しく、そして彼女をとても愛しているおじいちゃん。周りの人達もみんな愛情に溢れていて、心がほわっとします。「人生で自分の好きなことを仕事にする以上に幸せなことがあるかい?」■物語が 静かに丁寧に進んでいくのが心地よくって。最後に調律の道具の絵も。(1970年)(→続

  • Rosemary* さん

    【児童書・絵本で寄付しましょう♪】 デビーは、両親をなくしてから世界一の調律師であるおじいちゃんと二人暮らし。周りの人の心配もよそに健やかに暮らしている。おじいちゃんは,デビーにピア二ストになってもらいたいが、当の本人は、尊敬するおじいちゃんと同じ調律士になりたくてしかたがない。小さくても自分をしっかり持っていてぶれないデビーは、素晴らしい。大人の期待と子どもの夢は、つい対立しがちですが、周りの大人たちの温かな見守りで肯定されていく。穏やかでいて深い愛情に溢れた作品でした。シンプルな絵も素敵です。

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