分かりやすいコラージュにやる気を感じさせる今回のアルバム。今迄のようなラウド色漂う笑いを払拭した硬派なノイズで構成されていて、非現実的な環境音楽として高い重要性を秘めている。

アシッド好きにはひどく恋しく、揚げ足拾いなリスナーには安心感すら与える暴力表現を絶えず追及して止まない暴力温泉芸者。廃盤率の極めて高いCDリリースが全般だが、中古CD屋で突然見つかるのが笑えるし彼らしい。