脳の話 岩波新書

時実利彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004161257
ISBN 10 : 4004161258
フォーマット
出版社
発行年月
1993年01月
日本
追加情報
:
18cm,227p

内容詳細

人間のすべての精神活動は、大脳皮質に密集している一四〇億の脳細胞の複雑微妙なはたらきによってかもしだされている。この人間の精神活動の中枢をなす脳研究の歴史をたどり、脳の構造とその進化の過程を明らかにして、われわれの本能や「生の意欲」など、そのはたらきのすべてを解説する。人間とは何かを改めて考えさせる本。

目次 : 心のすみかを求めて/ 脳の進化/ 脳の発達/ 脳の構造/ ネウロン/ 興奮と抑制/ 脳の研究を推進させたもの/ 大脳皮質の分業体制/ 感覚する脳/ 姿勢と運動を作る脳〔ほか〕

【著者紹介】
時実利彦 : 1909年‐1973年。1934年東京大学医学部卒業。専攻は脳生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • isao_key さん

    発刊は今からもう50年以上も前、当時においては最新の研究発表やデータであったのだろう。今読んでも学問的にもすばらしい内容の脳についての入門書である。この頃の岩波新書は今と同じ新書とは思えないくらいレベルが高く、内容も濃い。興味深い記述がいくつもある。脳は身体の中でもっともぜいたくをしている器官だという。脳を流れる血液の量は1分間750ccで全身の消費量の20%にあたる。また血液で運ばれる酸素の消費量も全身の20%であるのに脳の重さは体重の2.2%なので、小さい器官なのに非常にたくさんの酸素を消費している。

  • チャー さん

    脳の仕組みと機能を紹介した本。思考や無意識をコントロールしている脳の部位毎の機能を、過去の実験結果を載せ記している。 昨今のAIブームもあり、では、果たして人が考える仕組みとはどうなっているのか?と思い読んでみた。今更ながらに複雑過ぎる人の脳の仕組みに触れ、その機能を見てみるととにかく難解であることを改めて思い知る。

  • tateshina さん

    後書きで筆者の時実先生が、「脳についての解説入門書」とおっしゃっているとおり、脳の形態から機能についての入門書+今後の脳に関する研究への期待がちりばめられた内容でした。流石に40年以上前の著書であるので、分子レベルの脳の機能に関する内容は最新とは言い難い。でもベーシックな脳の概念は今と大して変わらないし、内容もかみ砕いて書かれているのでとても分かり易い。脳とはなんぞや、という時に手に取ると良い一冊ではないでしょうか。

  • kota さん

    難しかった。大脳皮質と大脳辺縁系が、われわれの精神を掌るもの、ということなんだと思う。半世紀以上も前に書かれたものだ。現代はもっと研究が進んでいることだろう。現代の脳の話と読み比べてみると面白いかもしれない。

  • 寺内町亭小天狗 さん

    脳科学を勉強するとき、まず基本的な知識が必要です。脳についての説明が、一般向きに説明している。シナプスと神経伝達物質の関係。この関係が複雑だと、思考回路も数多くある。物事を解決するにあって、同じところで躓くことは思考回路が一方通行(固定化)しているから。『俳句脳 ―発想、ひらめき、美意識 』を読むことで実行することで、思考回路が増加する。いつも歩く道をすこし替えることでそこで何かに感動等をすと、ドーパミン(中枢神経系に存在する神経伝達物質)が増える。一般教育科目で履修。この本から、脳科学書籍を読み始める。

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時実利彦

1909年‐1973年。1934年東京大学医学部卒業。専攻は脳生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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