旅をする木 文春文庫

星野道夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167515027
ISBN 10 : 4167515024
フォーマット
出版社
発行年月
1999年03月
日本
追加情報
:
16cm,241p

商品説明

広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカで暮すエスキモーや白人たちの生活を独特の味わい深い文章で描くエッセイ集。

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とても素敵なエッセイ集でした。著者の人柄...

投稿日:2021/02/24 (水)

とても素敵なエッセイ集でした。著者の人柄が出ているのだと思います。自然をはじめ物事に対する優しさが溢れ、豊かな想像力を感じさせます。私も大自然の中へ飛び込んで逞しくかつ優しく生きていきたいもんだなぁ。

huhuhum さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    16歳の時に単身で2カ月間のアメリカ放浪、その後も(おそらくはまだ10代で)アラスカのシシュマレフ村での3カ月の生活体験。文体の優しさと繊細さからすれば、およそそんな大胆なことをしそうには見えない。ところが、彼の中には、そうした冒険心と優しさとが幸福な一致の内に共存する。それが冒険家ではない冒険家、星野道夫の特質だろう。「台本のない物語を生きる」ーずっとそのようにしてきたのが彼の生き方なのだ。アラスカの圧倒的な自然と、そこでの人々の暮らしを、まだ見ぬ郷愁と圧倒的な透明感とで描き出しているのが本書である。

  • しんごろ さん

    脳内で、壮大なアラスカの自然の風景が、スローモーションのように、そして、アラスカの人々の温かさと人柄がイメージできますね。文章からも、星野道夫さんの人柄も見えた気がしました。この本でアラスカに旅をした気分を味わえる素敵なエッセイでした。

  • SJW さん

    レコーダーの録画済番組を見ていたら、作年夏に放映された「没後20年 星野道夫 旅をする本」を偶然にも見つけた。その始まりは、「それは一本の線から始まりました。不思議な旅の物語。この本に旅をさせてやってください。」でいきなり何だろうと引き込まれた。とある旅行者が星野さんの著書「旅をする木」のタイトルの「木」に横線を入れて「本」にして、その裏表紙に氏名と旅先を書き込み、次の旅人に渡していくというものだ。結局、10人の旅人の手に渡り、スペイン、タイ、ヨーロッパ、北極、南極 の12万km 地球3周分を旅したと

  • あきら さん

    素晴らしい。 -毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている- 自分と、自分の周りのことばかりの自分に、ぴったりの一冊でした。 心に余裕が必要だな。

  • kinkin さん

    この本が版を重ねて読まれ続ける理由が読んでみてよくわかった。なんて滋味あふれるエッセイなんだろう。アラスカに行ったことがなくてもそこに氷河があって鯨の泳ぐ姿やアザラシやカリブーが見えてくるようだ、そこにオーロラが見えて白夜や嵐を感じることが出来る。前半はアラスカ以外のガラパゴスやザルツブルグ、アメリカのアーミッシュの村を訪ねたときのことも面白い。星野道夫という人はどんなところでも自然に溶け込める人だったと思う。もちろん動物に対しても。この本、今度は静かな場所でゆっくりと再読したい。

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人物・団体紹介

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星野道夫

1952年千葉県市川市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。動物写真家・田中光常氏の助手を2年務めた後、アラスカ大学野生動物管理学部に留学。以降アラスカで自然や野生動物、そこに住む人々を撮り続ける。1990年木村伊兵衛賞受賞。1996年ロシア・カムチャッカ半島での取材中、ヒグマによる事故で急逝

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