最後の吐息 河出文庫

星野智幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309407678
ISBN 10 : 4309407676
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
追加情報
:
15cm,180p

内容詳細

蜜の雨が降っている、雨は蜜の涙を流してる―ある作家が死んだことを新聞で知った真楠は、恋人にあてて手紙を書く。咲き乱れるブーゲンビリア、ベラクルスの熱風、グァバの匂い、ハチドリの愉悦の声。メキシコを舞台に、鮮烈な色・熱・香・音が甘やかに浮かび上がる恍惚と陶酔の世界。短篇「紅茶時代」を併録。第三四回文藝賞受賞作。

【著者紹介】
星野智幸 : 1965年、ロサンゼルス市生まれ。97年「最後の吐息」で第34回文藝賞を受賞し、デビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞を受賞。03年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ハチアカデミー さん

    C+ 星野氏のデビュー作。メキシコに住む語り手が、離れた場所にいる彼女へ向けて小説を書く。その作品内で、イメージが、言葉が意味や輪郭を失っていく。一度書き上げられた作品は、彼女の返事によって書き換えられる。といったように、構造はなかなか作り込まれていて、それだけでも楽しめる。しかし、ラテンアメリカ文学や、シュールレアリスムなどの影響を受けながらも、しっかりと、小説に意志を持ち込む所が魅力。テクニックに翻弄されるのではなく、メッセージを、イメージを伝えるために小説の技術を利用している。堀江敏幸氏の解説も◎。

  • Anemone さん

    飴と鞭ならぬ、雨と蜜。官能的な肌触りの「最後の吐息」。見知らぬ誰かの長い白昼夢のような「紅茶時代」。どちらも、乾いて暑い夏にヒンヤリとした木陰で、時間を気にせず読みたい気分の物語り。

  • 駄々猫 さん

    食べることエロティックの融和を目指しているように思えるが、表現がクドすぎて、甘すぎて食べられない巨大なアメリカ製のパイを強引に詰め込まれているような気分に。そういう食べ物が好きなら良いが、私には辛かった。久々に途中で止めたくなった。表題作はまだしも、もう一作はもう・・・げろげろげろー。

  • yoshi さん

    読む人とタイミングを選ぶタイプの小説。終始、濃密なグアバの匂いが立ち上り、湿り気あるエロスを愛でるようなイメージの連鎖のような。話の内容は全く理解できていないけれど、理解なんて必要ないんじゃないか、と思わせてくれる筆力を感じる。よく言えば挑戦的、悪く言えば自慰的な作品なのかなぁ。

  • miaoo さん

    数年ぶりに再読。異国・メキシコの強烈な匂いや色や人々、平衡感覚のズレや受け取ったり変化したりする体の描写が好き。解説で堀江敏幸が述べている混血状態などは、正直なところ言語化できるほど理解できないのだけど、著者が目指すところを小説という形式で表現してくれたことが有り難く思えます。

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人物・団体紹介

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星野智幸

1965年、米ロサンゼルス生まれ。早稲田大学卒。新聞社勤務を経て、1997年、『最後の吐息』が文藝賞を受賞しデビューする。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、03年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、11年『俺俺』で大江健三郎賞、15年『夜は終わらない』で読売文学賞、18年『焔』で谷崎

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