呪文

星野智幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309023977
ISBN 10 : 4309023975
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
追加情報
:
242p;20

内容詳細

それは、希望という名の恐怖??寂れゆく松保商店街に現れた若きリーダー図領。人々は彼の言葉に熱狂し、街は活気を帯びる。希望に満ちた未来に誰もが喜ばずにはいられなかったが……。

【著者紹介】
星野智幸 : 1965年、アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。88年、早稲田大学卒業。新聞社勤務後、メキシコに留学。97年「最後の吐息」で第三四回文藝賞を受賞しデビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、03年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、11年『俺俺』で大江健三郎賞、15年『夜は終わらない』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スパシーバ@日日是決戦 さん

    B (2015年) 出店しても二年以内につぶれていく某商店街に、メキシコのサンドイッチ「トルタ」のスタンドを開店するも売り上げ芳しくなく..。そこに外様である商店街の事務局長が現われ金銭面を含め何でも相談に乗ると言う。時を置かず事務局長が経営する居酒屋に来た客が、接客がなっていないとブログへの書き込みに対しある策略を巡らし、遂に氏名・住所を特定した! 死は誰にも平等に訪れるもの。だが、死を以って己の存在を示したいが故の自決や自爆テロで世の中を変えようとしても反感を買うだけである(所詮自己満足)。

  • Yunemo さん

    ちょっと筋違い、との想い。商店街再生の方策が、何故ファシズム的展開になってしまうの。全体を通して、一体誰の心情を伝えたいのかな。霧生の胸の内、ちょっと違う気がして。図領が囁くその意味を、どうして理解できるのでしょう。シンパになっていく過程が読み込めません。希望という名の毒に、登場人物それぞれが影響、洗脳されていく過程が見えません。いつの間にか、ほんとにいつの間にか、暴力的になっている不思議さ。腹切りが美徳、ちょっと理解し難い想いにとらわれて。でも、俯瞰してみると今の日本ってこの傾向に走ってるのかも、不安!

  • fwhd8325 さん

    コロナの緊急事態宣言中に「自粛警察」と語り、偏った正義感を行使する行為が報道されていました。この小説は、時代を先取りしていたと紹介されていました。面白けれど、怖い物語です。人がいとも簡単に取り込まれていく。あっちの水は美味しいというように、根拠もなく崩れていく。それは新興宗教の姿とも重なります。あっち側とこっち側。今の政権の姿にも似ていてゾッとします。

  • 風眠 さん

    何でも疑ってかかるのは、ちょっと寂しい感じもするけれど、すぐに結論に飛びつかず、自分の頭で考え、心で感じ、それでも揺るがない「何か」が自分の中にあるのなら、それを信じればいい。寂れゆく商店街、耳元で「希望」「再生」「未来」などと囁かれ洗脳されていく人々。悪質で粘着質なクレーマー。ダークヒーローよろしく「クズ道」を気取る組織集団。スマートで頭もキレっキレだけれど、どこかキナ臭いカリスマリーダー。核心に迫ることは何ひとつ書かれてはいない。けれど創作された小説の中に、今の日本が陥ってしまいそうなリアルを感じた。

  • そうたそ@吉 さん

    ★★★☆☆ 寂れゆく商店街に突如として現れた若きリーダー図領。彼のおこなう改革に人々は沸き踊り、街も徐々に嘗ての活気を取り戻していく。希望にあふれた未来が訪れることを信じて疑わなかった人々であるが、やがて図領による改革は加速し、自警団の組織、人々による「クズ道」の信奉等、過激さを帯びていく。今までに読んだ星野さんの作品の中では読みやすい部類に入る作品。前半では期待感を感じたが、後半では過激さを増すのとは裏腹にストーリーは失速していったような……。終始エンタメ的な内容で、文学的追及は感じられなかった。

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