妖精配給会社 新潮文庫 改版

星新一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101098098
ISBN 10 : 4101098093
フォーマット
出版社
発行年月
1992年12月
日本
追加情報
:
16cm,306p

内容詳細

他の星から流れ着いた“妖精”は従順で遠慮深く、なぐさめ上手でほめ上手、ペットとしては最適だった。半官半民の配給会社もでき、たちまち普及した。しかし、会社がその使命を終え、社史編集の仕事を残すだけとなった時、過去の記録を調べていた老社員の頭を一つの疑惑がよぎった…諷刺と戦慄の表題作など、ショートショートの傑作35編を収録した、夢と笑いの楽しい宝石箱。

【著者紹介】
星新一 : 1926‐1997。東京生れ。東京大学農学部卒。1957(昭和32)年、日本最初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参画し、ショートショートという分野を開拓した。1001編を超す作品を生み出したSF作家の第一人者。SF以外にも父・星一や祖父・小金井良精とその時代を描いた伝記文学などを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
ずっと欲しかった星新一の文庫でした。いく...

投稿日:2011/07/30 (土)

ずっと欲しかった星新一の文庫でした。いくつか種類はあるのですが、文庫で手には入るものをと思い購入に至りました。ちなみに初めてこのタイトルを見たとき、あまりおもしろそうだとも思わず、単なる妖精の空想話かとも思いましたが、読んでいくと、妖精をペットにする時代の物語のようで、一種、社会や人間のコミュニケーションのようなものを反映した内容でもあるとわかりました。人と人が乖離する世の中の末は、これかと考えさせられます。人は単に、自分を認めて誉めてくれるペットさえいればそれでよいのかと人間の性質の悲しさを見たようです。 地球からきた男やこれは、表紙がほかのものよりも洗練されていてとても良かったです。とくに地球からきた男の表紙がお気に入りです。

マリア さん | 東京都 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G さん

    全体的にカラーに統一感があって、作品集として整っている。『おそるべき事態』『ひとつの装置』『すばらしい星』『ごきげん保険』『終末の日』辺りが好み。昔は『ひとつの装置』『終末の日』系統の話は、長い割りに目立ったオチもなく苦手でしたが、歳を経て変わるものだ。特にラストがこういう寂寥感のあるショートショートだと余韻が深くなって最高。毎日2、3話ずつ、一ヶ月近くかけて読んだが、これくらい我慢して、溜めて溜めて読み続けた方が星新一さんは楽しめます。

  • しゅわ さん

    【図書館】勝手に星さん再読まつり中。手元は早川版ですが、いまは新潮文庫の改版の方が主流ときき、借りてきてみました。同じく眞鍋さんの表紙ですが、ずいぶん雰囲気が違ってビックリ!さらに早川版にはなかった挿絵もあって、より星さんの本っぽくなっていて嬉しい誤算♪ あいかわらず読みやすく、読後になんともいえない雰囲気が味わえる珠玉のショートショート35篇を収録。(巻末の“著者ひとこと”によると、既に新潮文庫『ボッコちゃん』に収録されていた3編は削られたとのことです)表題作の「妖精配給会社」は考えさせられますね。

  • セウテス さん

    〔再読〕初めてこの作品を読んでから、50年は過ぎたと思う。今読んでも違和感を感じないのは、凄い事だと言える。星新一氏のショートショートは、予測を超えるオチ、つまりはどんでん返しが気持ちいいのだ。驚きを味わいたい読者は、この短い文章で堪能出来る事に驚くだろう。タイトル「妖精配給会社」は、人間の利便性を追求する社会の流れに、苦言を指していると共に、そこに隠れている未来にとんでもない恐怖を感じて仕舞う。「すばらしい星」も他の作品と同様に、人間にとって都合の良い事には、裏に何か不都合が隠れて存在するということだ。

  • KAZOO さん

    ショートショート作品集で、昔読んだはずなのですがさすがに忘れてしまっていました。ただ表題作だけは結構長いので結末だけは読んですぐわかりました。書いてあることは淡々と描かれている文章なのであまり怖くないのですが、よく考えると結構怖かったりする感じがするものが多いのです。まあそれが魅力の一つではあると思います。

  • Tetchy さん

    「遺品」、「ごきげん保険」、「ひとつの装置」、「三角関係」が秀逸。読んで損なし。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

星新一

1926年東京生まれ。東京大学農学部卒。57年日本初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参加。68年『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞受賞。ショートショートの第一人者として1001以上の作品を発表した。その他、時代小説、少年小説など多方面で独創性を発揮。著書多数。97年永眠(本データはこの書籍が刊行

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品