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カエルの目だま

日高敏隆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834026535
ISBN 10 : 4834026531
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

カエルの目だまにギンヤンマの目だま、ミズスマシの目だま。誰の目だまが一番か。目だま自慢の結末は…。60年前、日本の動物行動学の第一人者である日高敏隆が、まだ学生だった頃に書き下ろした歌ものがたり。

【著者紹介】
日高敏隆 : 1930年〜2009年。動物行動学者。理学博士。東京大学理学部動物学科卒業。京都大学名誉教授。東京農工大学教授、京都大学教授、日本動物行動学会初代会長、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長、京都市青少年科学センター所長などを歴任。日本の動物行動学の第一人者であり、コンラート・ローレンツやニコ・ティンバーゲンなどの著書を訳して日本に紹介した。著書に『チョウはなぜ飛ぶか』(岩波書店刊 毎日出版文化賞受賞)、『春の数えかた』(新潮社刊 日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など多数がある

大野八生 : 1969年千葉県生まれ。園芸が好きだった祖父のもと幼い頃より園芸に親しむ。植物関係の様々な仕事を経て庭をつくる仕事に携わる。造園会社退社後、描き続けてきたイラストと植物の仕事でフリーとなる。現在イラストレーターと造園家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    絵本。トノサマカエルがおお威張りで自分の目玉の自慢をする。ところがギンヤンマがやってきて、自分の「複眼」を自慢する。そこへミズスマシが、4つの目玉を持っていることを言う。カエルはしょんぼりするけれど「みんなそれぞれじぶんには、チャンとあう目があるんだよ」と言われ、自慢をやめようと思う▽動物行動学者の日敏隆(ひだかとしたか)さんのやさしい言葉がしみます。国語の教科書の表紙も書かれている大野八生(おおのやよい)さんの絵もすてきです。2011年刊

  • keroppi

    図書館にて。カエルが目だま自慢。トンボやミズスマシとも比べっこ。それぞれにそれぞれのいいところがあるんだね。目だまの勉強になります。

  • annzuhime

    図書館本。カエル好きの次女(4歳8ヶ月)のために母がチョイス。カエルの目だま自慢。でもトンボとミズスマシの目だまだってすごいんだぞ!ミズスマシの目が4つあることは、我が家の娘たちにとっては常識。カエルの本をひたすら読んで、ついでに池に住む他の虫や魚にも詳しくなったので。最後の方のページで、目だまを交換。カエルがトンボの目だまになってしまって、次女は「カエル、かわいくない」と悲しそうに言いました笑。

  • とよぽん

    やさしさとユーモアが感じられる表紙の絵。この絵本が世に出た経緯を知って、大野八生(おおのやよい)さんに興味をもった。動物行動学者の日高先生の文は難しいのでは・・・と思っていたが、全然。子ども向けにとてもやさしく書かれていて、ほのぼのする結末だった。12年も前に発行された絵本とは! これはぜひ、学童で読み聞かせしたい。

  • AICHAN

    図書館本。絵本。日高さんが若かりしころに書いた作品。「一人ひとりの良いところを見つけて大切に育てる」というメッセージが込められている。

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