生きていくあなたへ 105歳 どうしても遺したかった言葉

日野原重明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344031722
ISBN 10 : 4344031725
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
210p;18

内容詳細

死を目前に紡がれた、生涯現役、渾身最期のメッセージ。

目次 : 第1章 死は命の終わりではない(105歳になられた日野原先生、死ぬのはこわくないのですか?/ 今までたくさんの人の死を見てきた先生にとって、死とはどのようなものですか? ほか)/ 第2章 愛すること(愛することと愛されること、先生はどちらを重視しますか?/ 長年連れ添った夫に死なれ、毎日さびしくてしかたありません。早く忘れる方法はありますか? ほか)/ 第3章 ゆるすことは難しい(聖書には人をゆるし、愛しなさいとあります。キリスト者である先生はすべての人をゆるしてきたのですか?/ 生まれ変わって生きるとはどういうことですか? ほか)/ 第4章 大切なことはすぐにはわからない(突然の災害で家族を亡くしました。この悲しみを私は乗り越えていけるのでしょうか?/ これまでの人生でいちばん悲しかったことは何ですか? ほか)/ 第5章 未知なる自分との出会い(どうしたら先生のように、年をとっても若く元気でいられるのでしょうか?/ 人工知能をはじめ、医療の分野では様々な機械化の波が来ています。危惧する声も一方にありますが、先生はどうお考えですか? ほか)

【著者紹介】
日野原重明 : 1911年(明治44年)10月4日、山口県山口市生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院に内科医として赴任。1951年米国エモリー大学に留学。1973年(財)ライフ・プランニング・センターを設立。1992年聖路加国際病院院長に就任。同名誉院長、聖路加国際大学名誉理事長を歴任。2000年「新老人の会」を結成。2005年文化勲章受章。2007年日本ユニセフ協会大使に就任。2010年コルチャック功労賞受賞。2017年7月18日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    僕の妻は93歳で、先に逝ってしまった。彼女の姿がますます、いやむしろ生きていたときよりも鮮やかになっている。妻とは魂で繋がり、実際に今も一緒に生きているように感じている。…日野原先生のお人柄を表す言葉。心の中にはいつまでも生き続けている。…生死の片方を選べないように、出会いだけを求められない。別れの悲しみを知らなければ、本当の意味での喜びを感じない。本気で泣いたことのある人は、自然と人に感謝し優しくできる。敬う気持ちを忘れないで生きていこう。辛い経験は今でも心の中で、私を微笑みという力で支えてくれるから。

  • れみ さん

    2017年7月に105歳で亡くなった医師・日野原重明さんが読み手に語りかける形で遺されたメッセージ。新しいことへのチャレンジ精神や興味が旺盛で100歳を越えてもお元気で活躍されたのもちっとも不思議じゃない。よど号ハイジャック事件の犯人について恕すのは無理と率直に認めるところなど印象的なところはいっぱいあったけど、今回わりとサラッと読み終わってしまったので、次は気になるページをじっくり読んだりしたい。

  • いつでも母さん さん

    先生、こんなに辛いのにそれでも『生きていて、幸せでよかったね』と思える日がきますか?そうなんですね?辛さの中で共に喜びを分かち合える『ほんもの』・・こうして先生の言葉を噛みしめると胸が熱くなります。『ほんもの』だからでしょうね。私は信仰をもたないけれど、仰ることは伝わってきます。105才、感謝と修行を道連れにしてその生涯を自然体で生きられた方の言葉は重く、私の心に真っ直ぐに響く。良い本とめぐりあった。この先を生きる自分の杖として傍に置いて何度も読みたい『出会い』となった。−合掌ー

  • ムーミン さん

    一気読みでした。しばらくそばに置いておいて、時折読み返したいと思います。

  • penguin-blue さん

    日本の医療に大きな貢献をされ、昨年105歳で他界された日野原重明先生の聞き書きという形での最後の著書。優れた医師であり、実際地下鉄サリン事件で多くの患者を受け入れることができたのはその前からの先を見据えた病院造りと先生の即断が大きかったそう。しかしその語り口は医師というより、宗教家のようだ。「いのちを大切にするとは いのちを上手に使うこと つまり君の持つ時間を 君だけでなく誰かのために使うこと」 どうしてもつい、自分中心に考えてしまいそうな自分を戒め、人を想いやることを思い出すため傍らに置いておきたい一冊

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