習近平の支配

日本経済新聞社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532357580
ISBN 10 : 4532357586
フォーマット
発行年月
2017年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
300p;19

内容詳細

情報統制はますます厳しくなり、国有企業では「事なかれ主義」が蔓延、若者の間では危うい排外主義が広がる―。強権、独善の政治は中国に何をもたらし、二期目の習近平政権はどこへ向かうのか。国内外で多くの問題を抱える隣国の現状を現地記者が、多彩な角度からレポートする。

目次 : 第1章 大いなる賭け/ 第2章 闘争再び/ 第3章 独善の罠/ 第4章 人治の担い手/ 第5章 愛国のジレンマ/ 第6章 まだ後継者はいらない

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • BLACK無糖好き さん

    日経新聞の連載を元に構成されている。昨年10月の中国共産党第19回党大会でお披露目した習近平2期目の政治局常務委員の人選を巡る政争過程、国内外で中国が抱える問題への対応など、内部の事情に入り込んだ取材の跡が窺える。特に「シャンシンホイ」という慈善団体を徹底的に弾圧した件は、「法輪功」の非合法化にも相通じる。◆自分に忠誠を誓う人材ばかりを登用し、政敵はとことん排除する。共青団もすっかり影が薄くなった。これらから見える習近平の内面は極端な怯えと猜疑心の強さ、スターリンを思い起こさせる。

  • Hatann さん

    新聞連載の再編集本であるが、キーワードの解説を附加するなど工夫も多い。ただ、テーマの統一感がないために、習近平への怨念のみが浮かび上がってきている。世界に新たなる価値を示すことなどをおざなりにして国益よりも党益を優先する姿勢を崩さないと批判するが、党益を通じることが国益を最大限化する可能性をどう考えるべきだろうか。アジアや東欧を中心に、欧米的な独善的・偽善的な世界観に疑問を突きつけ、反対の極である中国に近づく動きがある。自由・民主という欧米の価値観への盲信にはいくばくかの自省も必要だと思う。

  • まほ さん

    中国の政治が、いかに人間関係>制度であるかを実感した。

  • カリスマ予備校生 さん

    習近平が皇帝になったなどというニュースがある(https://jp.reuters.com/article/column-xi-emperor-idJPKCN1GD3OF)がその背景がわかる本.習が権力を掌握していく様子,国民の声が取材により明らかになる. 昨今経済的進歩著しい中国であるが,独裁制は必ず腐敗し,衰退するといった論考もある.その通りになるのか,はたまたそのような論考は過去のものとなりむしろ中国的支配が世界標準となるのか見極めるのはなかなか難しそうである.

  • masuamago さん

    日経の連載の書籍化。同じような本に朝日新聞の「核心の中国」という本がある。日経で書いているだけあって、朝日のそれと比較して中国経済や中国企業についての記述が多く見られる。党が経済や企業に対する管理・指導を強めていくことに、厳しい目を向けている。また重要なキーワードについては、紙面を結構取って解説していたり、中国の専門家や香港などの有識者へのインタビューも載せていて、朝日のそれとはまた別の良さがある。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品