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人間活動と生態系 シリーズ現代の生態学

日本生態学会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784320057432
ISBN 10 : 4320057430
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

近年,自然科学には社会への貢献が強く求められるようになり,生物多様性および生態系サービスに関する社会的要請が年々高まっている。では,どのようにして,生態系サービスを享受できる自然共生社会を作ればよいのだろうか。そのためには,現在の人間活動によって生態系がどのように壊れてしまっているのかという個々の問題を理解する必要がある。そこで,人間活動と生態系に関する諸問題について,応用生態学の分野で活躍する17名の研究者が基礎から応用的側面まで含めて概説したものが本書である。今後の生態学は,基礎的な生物学に留まらず,人間社会を扱う境界領域が発展していくことが予想される。本書はこの領域の充実に寄与し,生態学の社会貢献を加速するための一助となるだろう。

【著者紹介】
森田健太郎 : 2002年北海道大学大学院水産科学研究科博士課程修了。現在、水産総合研究センター北海道区水産研究所主任研究員、博士(水産科学)。専門は水産資源学、魚類生態学

池田浩明 : 1990年東京農工大学大学院連合農学研究科博士課程修了。現在、農業環境技術研究所生物多様性研究領域・上席研究員、博士(農学)。専門は農業生態学、植物生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • マウンテンゴリラ

    本書のタイトルから安易に想像されるのは、人間活動がいかに生態系を乱しているかという告発の書であり、脱人間中心主義、自然礼賛を説く書物であるといったことであった。もちろん、そういう視点がないわけではないが、そのこと一辺倒でもない。それによって、感情論ではなく、冷静に真摯に事実を探求し、未来につなげようとする姿勢の重要性を教えられたような気がした。人間にとって重要なことは、持続可能な社会を築くことであり、そのために、生物多様性の維持は不可欠である。そしてそれが、農業を含めた人間活動とどう影響し合い、→(2)

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