説明文・論説文 論理的な思考力を育てる シリーズ国語授業づくり中学校

日本国語教育学会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784491035581
ISBN 10 : 449103558X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
136p;21

内容詳細

話し合い活動を通して読みを深めるには?メディア・リテラシー学習とつなげるには?文章の構成や論理構造の捉え方、批評的な読みとは?問いの設定や課題解決学習を仕組む手立てとは?授業づくりの入門からステップアップまで日本国語教育学会が総力を挙げて国語授業づくりの基礎・基本を解説。

目次 : 1章 説明文・論説文の授業づくりのポイント(論理的な思考に支えられる豊かな言語生活を送るために/ 教材研究のポイント―「モアイは語る―地球の未来」(安田喜憲)を例に(教材論)/ 授業の進め方の問題点と課題 ほか)/ 2章 説明文・論説文の授業づくりの基礎・基本(教材内容、学習内容に関するQ&A/ 指導法、授業方法に関するQ&A/ 学習指導要領に関するQ&A ほか)/ 3章 単元展開例(主体的な学びによる説明文・論説文を読み深める単元例―説明的文章を逆から読み「筆者の論理をつかむ」実践に学ぶ/ 国語の学習を「実の場」にして対話的な学びをつくる国語単元学習―社会科と連携した授業実践に学ぶ/ 主体的な考えを形成する国語単元学習―総合的な学習の時間における国際理解単元「外から見たニッポン」の実践に学ぶ)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 虎哲 さん

    説明文・論説文指導を扱った授業をどうするか考えたいと思って手に取った。教科書における説明文・論説文教材を例に挙げて書かれているため、理解しやすかった。「今、国語教育で育んでおきたいのは、大量の情報の中から自分に必要な適切な情報を手早く的確に得る力」であり、「教科書で習得した読みの技能が、実生活のテキストで活用できたという実感」をもたらす授業が求められるという指摘(18頁)は重要だ。形式・内容双方重視し、扱うテキストから学びを広げていく重要性も示唆されていた。これらを支えるものとしての問いは鍵になるものだ。

  • わんにゃん さん

    ・「タイトル」「書き出し」「書き結び」の表現や事例の取りあげ方、語句の選び方に注目 ・筆者の主張はなにか→何故そのような主張をしているのか→根拠となるデータは何か→文章全体から構成を掴む→意見文を書く

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