完訳水滸伝 5 岩波文庫

施耐庵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003201657
ISBN 10 : 4003201655
フォーマット
出版社
発行年月
1999年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,314p

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読書メーターレビュー

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  • かごむし さん

    豪傑たちが集まって、「水滸伝」の見せ場に差し掛かってきたように思うけど、一言だけ言わせてほしい。つまんねー。歯切れのいい文章と、単純明快なストーリーなので、読めるには読めるけれど。市井の人が人一人殺して、やってしまった、みたいな社会だったのに、急に人が紙切れのように死んでいく水滸伝無双みたいなうすーい読み物になってきた。梁山泊も、どうしようもない理由で戦いをはじめるし、何をやっても我らに正義ありみたいなドヤ顔には苛立ちすら感じるようになってきた。作者(編者?)は豪傑の物語ということで無理してないですかね。

  • 屋根裏部屋のふくろう🦉 さん

    楊雄の妻はふしだらでしかも口論にも強い。口論に強いタイプというのはシナ女性によくあるタイプかも。なにせ夫婦喧嘩もわざわざ外でやる国だから。だが、結局哀れな末路に。亭主の楊雄は弟分の石勇とともに梁山泊の仲間入り。巨漢の李逵は一人で虎四頭を退治する凄腕だが、すぐに血の上りやすいタイプでマサカリ両手に暴れまくる。行き着く先は梁山泊の仲間入り。この巻の山場は梁山泊に敵する祝家荘の祝一家を攻め落とす場面。シナの場合は、基本的に皆殺しにするのが習わしのようだね。(日本のような敗者の美学はないのかな。)

  • qoop さん

    最も印象深いのが李逵。豪傑というか性格破綻の大量殺戮者というか。ピカレスクロマンの主要人物として象徴的だが、これを主人公側に配してしまう点に戸惑う。そういう意味では扈三娘も印象に残る。誘拐されたうえ一族郎党を殺され、自分より弱い相手と娶される挿話が笑いと共に語られる良い話扱いなのが違和感。李逵の場合はまだ白髪三千丈的に理解もできるが、扈三娘は…… この世界観をこのままで受け止めるのは正直辛い。ほぼ書かれていない登場人物の心理を、隙間を埋めるように想像するか、あるいは頭を無にして楽しむかするしかないような。

  • syaori さん

    李逵が巻の初めから頑張っています。宋江の感情の赴くままに豪傑たちは右往左往です。宋江はもうちょっと後先を考えて行動した方がいいと思います。あと黄信さんが安定のかませっぷりを見せてくれていて安心しました。4巻の終わりくらいからこの巻の始めまで人肉を食べまくっているのですが、こういう描写はサドくらいでしか読んだことがなかったのでびっくりです。中国の旅籠には人肉しかないのではないかと不安になるくらいでした。

  • ひでっち さん

    人肉を喰らう中国人。 平気で、人を殺す時代。 梁山泊の連中が、正義のように書かれているが、本当なのだろか?

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施耐庵

生没年不詳。元末・明初期の中国の小説家。『水滸伝』の作者あるいは編者の一人とされる人物(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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