歴史のなかのラディカリズム

新谷卓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779127571
ISBN 10 : 4779127572
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
216p;21

内容詳細

現状打破と対抗アクションは19世紀や20世紀に限定されず、現在でも多くの場で共通性を見出しうる。その意味で、極めて対象領域の広い「ラディカリズム」を考察した本書は現在の混迷する時代に示唆に富む!

目次 : 序論 歴史の場としての「ラディカリズム」/ 第1部 「対抗ラディカリズム」(三王国戦争期イングランド王党派ネイション概念とラディカルな契機―『月面の男』を手掛かりに/ ドイツ帝国の「反軍国主義」とプロイセン・ドイツ軍における「対抗ラディカリズム」/ 日本における反動右翼のラディカリズム―「イデオロギーの内戦」1917〜1941年)/ 第2部 「抵抗ラディカリズム」(政治を超えたラディカリスト福本和夫/ 1920/30年代反体制派のなかの反対派―「転向」と「山川イズム」、左派社会主義労働組合運動/ 1920/30年代ドイツ小規模社会主義組織におけるラディカリズム―ISKとノイ・ベギネンを中心に/ 「戦後派文学」にとっての「戦後」理念―佐々木基一と60年安保闘争)

【著者紹介】
新谷卓 : 立教大学経済学部非常勤講師、宇都宮共和大学シティライフ学部非常勤講師。明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程を経て、博士(政治学、明治大学)

中島浩貴 : 東京電機大学理工学部講師。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程を経て、博士(学術、早稲田大学)

鈴木健雄 : 京都大学高等教育研究開発推進センター特定研究員。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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