ごんぎつね 日本の童話名作選

新美南吉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784039632708
ISBN 10 : 4039632702
フォーマット
出版社
発行年月
1986年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
29cm,35p

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読書メーターレビュー

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  • アサガオ先生 さん

    「ゴンの兵十への償いという行動がやがて、『死』という悲劇を生む◇果たして、罪は、死をもたなければ、償われないものなのだろうか◇私が子どもの頃、イタズラばかりして、よく叱られていたことを覚えている。そのたびにイライラし、自分が悪いはずなのに、恨み、復讐したくなる感情に襲われた◇私には、弟がいる。その弟にもよく、意地悪をしていた時期があった。誰が上なのか示す為だったと思う。弟は従った◇ある日のこと。地域の友だちと野球をしている時に、私がボールをなくしたことがあった。それで、私がボール代を弁償する→2ページ目へ

  • 匠 さん

    子どもの時以来の再読で、ラストはやっぱり泣いてしまうのだけど、この物語の奥深さは今のほうがずっとよく理解できるようになっていた。黒井健さんの優しい絵がまたせつない涙を誘う。今目の前に起きてしまったことだけを取れば、あぁなんてひどい・・と思うのだが、よくよく考えていくと因果応報なのだよね。キツネはどうしたら一番良かったのか、兵十はどうしたらこの悲劇を防げたのか。もしお子さんに読み聞かせするなら、ぜひそのあたりを話し合ってみるのもいいと思う。

  • 馨 さん

    幼い頃習ったけど全く内容を覚えていなかったので読みました。こんな深い話だったなんて・・・なんともやるせないです。ごんの一所懸命な姿が健気だし、兵十と生きているうちに分かり合えたらよかったのになと悔やまれます。ごんにはごんの、兵十には兵十の正義があった、そして兵十はまた後悔しながら生きていくのかな?

  • サク さん

    一度犯してしまった罪を償おうと思っても元に戻すことが出来ないことがある。ごんぎつねは『いたずら』をすることで多くの人達の心を傷つけてしまった。いじめを考える絵本『おおきなあな』が浮かぶ。母を亡くした兵十の心に『あな』をあけたのは自分だと責め続けるごんぎつね。どうすれば、兵十の傷ついた心の『あな』を埋められるのか。彼がとった行動は奉仕の行動だった。しかし、最後の場面で、ごんぎつねが兵十に撃たれて死ぬ場面はさらに兵十の心を傷つけたに違いない。ごんぎつねの心は『死』をもって本当に救われたのだろうか。悲しくなった

  • nanako さん

    本当は寂しがり屋なのにいたずらばかりしていたごん。うなぎのつぐないに、毎日毎日くりやまつたけを届けたごん。兵十のかげぼうしを踏み踏みついていったごん。素直に自分の気持ちを表せばよかったのにと思うけれど、それができないのが「ごん」なんだね。そして同じく不器用なキャラクターの兵十とごんの心がやっと通じ合えた時ごんは・・・。「最後はわかってもらえてよかった」という安堵よりも、偏見や誤解や、コミュニケーション不足が生んだ悲劇が哀しく胸を打つ。本当は誰よりも仲よくなれたかもしれないのにね。手遅れって悲しいね。

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人物・団体紹介

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新美南吉

1913年、愛知県に生まれる。東京外国語学校英語部文科卒業。中学時代より童話を書きはじめ、1943年、30歳の若さで亡くなるまで童話・詩・小説などを書きつづける。主な作品に『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』『おじいさんのランプ』などがある

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