人新世の「資本論」 集英社シリーズ・コモン

斎藤幸平

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発行年月
2026年04月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087370096
ISBN 10 : 4087370097
フォーマット
出版社
発行年月
2026年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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内容詳細

人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描き出す!本書は、あらたに書き下ろした補考「オーバーシュートと進歩の終わり」を収録した完全版。

目次 : 第一章 気候変動と帝国的生活様式/ 第二章 気候ケインズ主義の限界/ 第三章 資本主義システムでの脱成長を撃つ/ 第四章 「人新世」のマルクス/ 第五章 加速主義という現実逃避/ 第六章 欠乏の資本主義、潤沢なコミュニズム/ 第七章 脱成長コミュニズムが世界を救う/ 第八章 気候正義という「梃子」/ 補考 オーバーシュートと進歩の終わり

【著者紹介】
斎藤幸平 : 1987年生まれ。経済思想家。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economyによって「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で「新書大賞2021」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    斎藤さんの2020年に集英社新書で出された本を増補したものです。新書を読んだ時にはマルクスをの考え方を昔とは異なる観点から現世界の分析に充てられていて新鮮さを感じたものでした。今回はほとんど手を入れずに「オーバーシュートと進歩の終わり」という補講がついています。当初に書かれた当時よりも世界の状況は悪くなっているということのようです。数十年前に読んだステントの「進歩の終わり」という本を思い出しました。

  • 1.3manen さん

    補考「オーバーシュートと進歩の終わり」。SDGs、ESG投資、エシカル消費の、見せかけのエコ、グリーンウォッシュ(315頁)ではない、真正の、ラディカルな社会変容を期待したい。319頁には、古くて新しい、南北問題の新展開を見た。新しい啓蒙の暴力性に、斎藤先生はまなざしを向けるべきだという。脱成長は、ウェルビーイングや平等、持続可能性を重視する生き方を目指すという(335頁)。

  • Kooheysan さん

    2020年に発売された同名新書版の増補新版。今更ながら読んでみました。よく耳にする言説の多くが資本主義を前提として考えられているが、資本主義のシステムそのものをどうにかしないと気候問題は立ち行かないところまで来ているという筆者の問題意識は伝わりました。ただ見渡す限り、経済のことばかり考えているこの世界(政治だって経済が一番とか言っている)でどこまで連帯して立ち向かえるか。方向性は間違っていないと思うので、あとはどのように、というところ。

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