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1941年東京市生まれ。ノンフィクション作家。東北大学工学部中退。現在も現役で取材現場を飛び回っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 『日本の脱獄王 白鳥由栄の生涯 論創ノンフィクション』より
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本
ルポ 老人受刑者
斎藤充功
この商品のすべてのユーザーレビュー(1件)
投稿日:2021/03/05
本書は、過去のケースを合わせ、高齢者の受刑者が抱える様々な問題にアプローチされている。 ただ大きく分けると、一つは、医療とりわけ介護が必要な受刑者の問題で、もう一つは出所後の問題だろう。 前者に関しては、その費用が税金で賄われるわけだが、刑務所の外にいる人の医療・介護との不公平感を主張する人も出てくることは予測でき、そういった部分で、どのようにコンセンサスを形成するのか。その前提としては、実態が明らかになる以外ないのだが、人権問題も絡み、それ自体が簡単ではない。また、刑期を終了した場合の治療や介護の継続も課題の一つだろう。 後者に関しては、“居場所”の確保が鍵となるようだ。家族や親族など受け入れ先があり、年金や生活保護などによる金銭的なバックアップもあれば、どうにかなるのかもしれない。しかし、受け入れ先がない場合に再犯リスクが高まる可能性があるようだ。要するに、社会の側でどのように対応するか、ということになるのだろう。 刑務所の“福祉施設化”は、以前から問題視されているが、本質的な解決に向かっているようには思えない。高齢化そのものはまだまだ進んでいく。4年ほど前、『万引き老人』のレビューで、高齢者の万引きに関しては「政治的な対応が必要な部分がある」と書いたが、高齢者の受刑者は同じ状況というよりも、すでに後手後手に回りつつあるようだ。
ねも さん
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ありがとうございました
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