麝香ねずみ 長崎奉行所秘録 伊立重蔵事件帖 文春文庫

指方恭一郎著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167821012
ISBN 10 : 416782101X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
16cm,255p

内容詳細

次期奉行の特命で、江戸から一人長崎の地に先乗りした与力・伊立重蔵。そこで目にしたのは、得体の知れぬ「麝香ねずみ」と呼ばれる阿片や鉄砲の抜け荷を得意とする一味に蝕まれた奉行所の姿だった。身を崩した錺職人・善六、地元の親分・吉次郎らと真相に迫った先に出会ったものとは―。書き下ろし長編時代小説シリーズ第一弾。

【著者紹介】
指方恭一郎著 : 1961年、福岡県北九州市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科真宗学専攻卒業。僧籍の傍ら作家としても活動している。2004年、「首」で第11回九州さが大衆文学賞大賞笹沢左保賞を受賞。11年、豪商・島井宗室と秀吉の戦いを描いた『銭の弾もて秀吉を撃て』(ダイヤモンド社)で第3回城山三郎経済小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 深青 さん

    これはまたいいシリーズを見つけてしまいました。長崎を舞台にした時代小説。江戸の話ばかり読んできたので、こうも組織が違うのかと読んでいてびっくりしました…言葉も風習も組織も違う。その中で苦労しつつ事件に挑んでいく主人公。今からやってくる奉行もどんな人か楽しみですか…さてはて、この後どんな事件が待っているやら。楽しみで仕方がありません。

  • だいしょう@SR推進委員会 さん

    舞台は長崎。次の赴任奉行の家臣である伊立重蔵が麻薬や銃を抜け荷する「麝香ねずみ」の探索をするのだが…。江戸でも独特な長崎の世界観はきちんと感じられて興味深い。だが、物語は、振りが多いわりに結末がなく、中途半端。シリーズ物として考えても、もう少し黒幕の影とか組織の面々が表に出てもいいのではないかしら。主人公がエア捕り物でもしているかのようだ。全く関係のない短編も入っていて、裏の組織の不気味さとかが伝わってこない。題材が目新しいだけに何とも惜しい感じ。主人公の人妻相手の岡惚れっぷりもよけいだな。

  • 高橋 (犬塚)裕道 さん

    星4。文章に無駄が少なくサクサク読めた。私が読む落としているのかも知れないが、もう少し複線が見えても良いのではないか?少々端折っている様に感じるところもあった。続きは必ず読もう。

  • あかんべ さん

    軽い遊び人として登場したイタチの旦那はすぐに重々しい重蔵となってしまったのは残念。よく登場する長崎奉行所の仕事ぶりも書かれている。刀引きの謎は次回か?

  • M2 さん

    うーん、面白いんだけど、なんか地味な印象。

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人物・団体紹介

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指方恭一郎著

1961年福岡県生まれ。龍谷大学文学部卒業。認可保育園園長。2004年、第11回「九州さが大衆文学賞」大賞(笹沢佐保賞)受賞、過去3度の「松本清張賞」最終候補。『銭の弾もて秀吉を撃て―海商 島井宗室』で第3回「城山三郎経済小説大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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