遭難者 文春文庫

折原一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167900953
ISBN 10 : 4167900955
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
追加情報
:
281p;16

内容詳細

残雪の北アルプスで、若手会社員・笹村雪彦は所属する山岳サークルの登山行で足を踏み外し、滑落死を遂げた。だが山を愛した彼に捧げた追悼集は、死因に疑いをもった母親の行動によって、予想外な内容に…。登山届、現地地図、死体検案書など詳細な記録を収録した2分冊の追悼集に込められた謎とは何か?「―者」ミステリーシリーズ。

【著者紹介】
折原一 : 1951(昭和26)年生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て88年に『五つの棺』(後に改作して『七つの棺』)でデビュー。95年には『沈黙の教室』で第48回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 三代目 びあだいまおう さん

    著者初読、最近読んだ山岳モノがすごくよかったので選ぶ。企業の山岳サークルの登山で1人の若者が転落死した。彼の早すぎる死を悼む仲間や関係者が、追悼集を発行する。事故当時の詳細な登山記録や、仲間が彼を語る丁寧な構成で、遺族である母と妹は喪った家族の突然の死に向き合い始める。しかし遺品の中で怪しいモノを発見した母は、死因に疑いを持ち真実を確かめようと行動を始める。やがて予想外の展開が!という、終始2冊組の追悼集で綴られた変わった構成で読みやすい。結末は予想外だがあっさり。タイトルは重めですが軽く読めます‼️🙇

  • goro@80.7 さん

    不帰の嶮で遭難死亡した人の追悼集をリアルに則り構成されたミステリー。息子の死に疑問を感じた母が真相を突き止めるべく…。どんでん返しがあるわけでもないけど山行計画、死亡診断書、直筆手紙など手が込んだ作りになってて斬新。お山で行くか戻るか迷う時は撤退する判断だと思う。判断に迷ったらその時点でアウトだわね。これ単行本だと本当に追悼集の冊子になってるようで是非とも手に取って楽しみたいんだけどなぁ〜。また古書巡りしなければなりません。

  • しょーくん@本棚再編中 さん

    ★★★★☆☆☆☆☆☆今作はちょっとなぁという印象です。結末も私には半分読めた感じです。折原さんの「〜者」シリーズではなく、普通のミステリーとして読めば、印象も違ったかもしれませんが。それでも「〜者」シリーズのライトテイストとして読むなら、これはこれでありかと思います。2時間ドラマにはしやすそうですね。

  • きっしぃ さん

    山で滑落死した青年の追悼集の形をとったミステリー。地図や死亡届、保険証券などの差し込まれていてノンフィクションのようだった。怪しい人物はわかりやすかった、読めない展開は面白かったけど、最後にもう一回くらいどんでん返しを期待してしまったのは、期待しすぎ?

  • Yuna Ioki☆ さん

    819-22-22 かなり苦手な部類の作品。。。。もう折原一作品ダメかも( ̄― ̄٥)

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人物・団体紹介

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折原一

早稲田大学卒業後、編集者を経て88年に『五つの棺』(後に改作して『七つの棺』)でデビュー。以後、大胆な叙述トリックを駆使した本格ミステリーからトラベルミステリー、サスペンス、ホラーと幅広い作風で活躍。95年には『沈黙の教室』で第48回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。2018年には『異人たちの館

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