基本情報
内容詳細
一千万円を持つ女のもとへ、詐欺の電話がかかってきた。女はどうする?干支十二支が五回めぐって還暦を迎え、生まれた年と同じになるとどうなる?花のお江戸の居酒屋の、看板娘の失われた記憶に何が眠る?グアムで発見された世界的名画が、価値以上の数奇な運命をたどる…。自己破産を狙う女美容師が、なぜか大金を拾った話を始めた…。「銘探偵」が要注目、死者がキャップを閉じたマジックインキを握る理由とは?六つのどんでん返しが、あなたを驚かす。
【著者紹介】
折原一 : 1951年、埼玉県生まれ。早稲田大学卒。88年に『五つの棺』でデビュー。95年、『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞受賞。叙述トリックの名手として名高く、『倒錯のロンド』などが代表作。18年、『異人たちの館』が本屋大賞「超発掘本!」に選定される
北村薫 : 1949年、埼玉県生まれ。早稲田大学在学中はミステリ・クラブに所属。高校国語教師を務めながら89年に覆面作家として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年、『夜の蝉』で日本推理作家協会賞受賞。2006年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞。09年、『鷺と雪』で直木賞受賞。16年、日本ミステリー文学大賞受賞
鯨統一郎 : 1998年に『邪馬台国はどこですか?』でデビューし注目を集める。その後、『新・日本の七不思議』『幕末時そば伝』など、歴史上の人物や事象、定説をパロディー化する手法を駆使。昭和をテーマにしたミステリーでも斯界を仰天させる
長岡弘樹 : 1969年、山形県生まれ。筑波大学卒業。2003年に「真夏の車輪」で小説推理新人賞を受賞。05年、『陽だまりの偽り』で単行本デビュー。08年、「傍聞き」で日本推理作家協会賞短編部門受賞。以降も人間の奥深い機微と巧緻な推理を織りまぜた作風が支持される。14年、『教場』で各種ミステリーベストテン第一位を獲得
新津きよみ : 1957年、長野県大町市出身。青山学院大学文学部仏文科卒業後、旅行会社、商社勤務などを経て87年、横溝正史賞最終候補。翌88年に『両面テープのお嬢さん』でデビュー。女性心理サスペンスを基調にした作品を多数手がける。『二重証言』など映像化作品も多い。2018年、『二年半待て』で徳間文庫大賞受賞。アンソロジー参加作品も多数
麻耶雄嵩 : 1969年、三重県生まれ。京都大学工学部卒業。在学中は推理小説研究会に所属。91年に島田荘司氏、綾辻行人氏、法月綸太郎氏の推薦を受けて、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。2011年、『隻眼の少女』で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞をダブル受賞。15年、『さよなら神様』で本格ミステリ大賞を再び受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ナルピーチ さん
読了日:2023/04/05
ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん
読了日:2019/02/08
aquamarine さん
読了日:2019/08/30
うどん さん
読了日:2019/03/23
buchipanda3 さん
読了日:2019/01/17
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人物・団体紹介
折原一
早稲田大学卒業後、編集者を経て88年に『五つの棺』(後に改作して『七つの棺』)でデビュー。以後、大胆な叙述トリックを駆使した本格ミステリーからトラベルミステリー、サスペンス、ホラーと幅広い作風で活躍。95年には『沈黙の教室』で第48回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。2018年には『異人たちの館
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