ばるぼら 手塚治虫文庫全集

手塚治虫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063738698
ISBN 10 : 4063738698
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
15cm,436p

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aster さん

    たまたま立ち寄った本屋に手塚治虫コーナーがあり、何の気なしにこの本を買ってみた。初手塚治虫。想像と全く違った。ばるぼらを求める理由がいちいち書かれていないのが良い。これは作品の外側の特徴だが、内容に関して言うと、物書きの本質的なクズさと物書きの書いたものは、それは最後に述べられていたように芸術がメディアの取り上げ方に完全に依存するということを踏まえると完全に分離してしまうと。物書き自体に作品を帰することは大衆の役割ではなくなってしまった。人生に立ち止まった時にまた読み返したい。

  • MICK KICHI さん

    1973年ビッグコミック連載。芸術に取りつく小悪魔ばるぼら。ズダボロの身なりで猫のように纏わり付き、不思議な霊感で危険を察知し、幸運を齎す。しかし、それが幻惑か破滅の道か纏わり疲れた当人には推し量る術もない...。ブードゥーや魔女伝説、デカダンスに溢れた世界観が時代性を感じさせるが、手塚ダークワールドの魅力満載な作品。手に負えないあばずれが、ふとした瞬間、豊潤な蜜の味に変わる瞬間のペンの冴えが見事。当時の交友関係から筒井康隆氏のキャラクターが登場(鳥人大系にも出ていた)。手塚 眞氏の監督で実写化。

  • KAZUNARI さん

    芸術は時代によって移り変わっていく代物。繁栄と衰退を繰り返す。現実か妄想か・・異常性欲に悩む主人公の狂気な出だしから次第に謎の女・ばるぼら自体の存在も変わりつつ主人公を翻弄させる。悪魔、オカルト要素も盛り込みながら芸術とは何かを問わせる。。

  • ホームズ さん

    なんだかすごい作品ですね〜。面白かった(笑)ばるぼらのキャラクターが後半になるにつれて変わっていくし美倉もドンドンばるぼらにはまっていく感じが少し怖かったな〜(笑)

  • パチーノ さん

    実写映画版が公開され、鑑賞しようと思い、その前に原作のこちらを読んでみた。 手塚治虫の漫画は小学生の頃から読んできて好きでかなり読んだのだがこちらはまだだった。 1話完結スタイルものかと読み進めていく内に物凄い展開をしていき驚かされる。当時流行った怪しげなオカルトをないまぜにして芸術家の男性に取り憑き、男を破滅に追い込む悪女のような存在であるばるぼらの真実に迫る。果たしてどこまでが現実なのか。手塚治虫のダークな一面が好きな自分としては楽しく、つい一気読みしてしまった。実写映画でどこまで描けているのかな。

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人物・団体紹介

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手塚治虫

1928年、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年「マアチャンの日記帳」でデビュー。戦後ストーリーマンガのパイオニアであり、常にその牽引者として創作活動を続けた。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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