大コメ騒動 ノベライズ 小学館文庫

戸屋まい

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094068375
ISBN 10 : 4094068376
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
256p;16

内容詳細

「米を旅に出すなー!!」一九一八(大正七)年、富山県から全国に広がり、時の内閣を退陣させるまでに至った「米騒動」。その発端は、家族の命を守りたいと願う母たちの切なる想いだった。富山の貧しい漁師町で暮らす松浦いとは、重い米俵を担いで浜の船まで運び入れ、日当を受け取っていた。しかし米の価格はどんどん高騰し、ついに日々の暮らしにも困るように。追い詰められたいとたちは米の積み出し阻止を試みるも失敗。そして最悪の悲劇が―。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    大正の米騒動。知ってるようで知らない。ただ1993年米騒動は経験した。大正の米騒動に比べたら騒動に毛が生えた程度だったかなと思う。そして、何もかも値上げしてる今の世の中と重ねるものがあり、物語を通して実感できた。物価高でも米を毎日食べれることに感謝しつつ、今の時代を生き抜く強さを身につけなければいけないな。それにしても当時の富山のおかか達、かっこいいな。大正の女性の強く生き抜く姿、家族を守る姿は、美しく思うのと同時に、怒らせると怖いとも思った。「地震 雷 火事 おかか」という言葉が脳内で浮かんだ。

  • はる さん

    富山の女性ってなんて強いんだろう。今までなかなか語られるき事のなかった漁師町の女性のお話。とにかく驚いたのは男性で一升、女性で8合のお米を食べる事。そして、女性は逮捕の対象ではなく、男性だけが騒動で逮捕される。昔は女性の地位がこんなにも低かったなんて想像以上です。しかも、男性は出稼ぎで家にいないから男性がいない間、男性のする力仕事をする。なんて過酷なんだろう。こんな人達のおかげで今日があることに感謝しかありません。

  • Hong Kong さん

    読みともしんごろさんのレビュを読んで。ありがとうございます。面白かったです。あまりお米の質にこだわらないおかか(⇐私)ですが、今日ちょうど美味しいお米5kgX2を娘が持ってきてくれました。やっぱり日本人はお米の国の人だあ。お米はありがたい。富山のおかか強し!万歳!

  • 糜竺(びじく) さん

    大正時代に富山で起きた米騒動を描いた映画のノベライズ本。家族を守るために強くならざるをえなかった女性達。当たり前に米を食べていられる現在の状況に感謝。

  • ひろりん さん

    1918年、富山県から全国に広がり、時の内閣を退陣させるまでに至った「米騒動」。その発端となる出来事を描いた、映画のノベライズ本。映画の方は観ていないのですが、当時の地方の貧しい現状と、その中で苦しみながらも何とか家族を守りたいという母親の思いが熱かったです。お母さんたちは強いなと思ったのですが、それに対して「彼女たちは、強くなんかありません。強くなるしかないのです。」という雪の言葉が胸に残りました。

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