忌印恐怖譚 みみざんげ 竹書房文庫

我妻俊樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801918795
ISBN 10 : 4801918794
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

幻惑の名手・我妻俊樹が描く、日常のすぐ横に口を開けた常世の深淵―。記憶の底にある家を探していると、祖母に異変が起きる「ヒロエおばさん」、バス停で出逢った身の毛もよだつ異形とは…「待合室」、バスで寝ていたら知らぬ間に異界に迷い込んでいた「深夜バス」、40歳を境に突然、命を脅かす怪異に見舞われ始める「ガタガタ」など、48篇の実話恐怖譚を収録。黄泉からの声があなたにも聞こえる―。

目次 : カットバン/ パーティー/ ランドセル/ ヒロエおばさん/ 血まみれ入道/ 坂の空き地/ 姿見/ 子連れ/ 若い男/ 心霊コース〔ほか〕

【著者紹介】
我妻俊樹 : 『実話怪談覚書 忌之刻』で単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    実話怪談集。世の中には居心地の悪い事がある。一見普通の出来事なのに、どこか位相がずれたような。派手な出来事は一切無いと言うのに、とても据わりが悪い。斯様な話が集められた一冊。何かが起きている事はわかるのに何が起きているのかわからない、というのは怪談の一つの極みだと思うけど、その類が余すところなく披露されており非常に満足。特にその傾向が強いのが「ヒロエおばさん」なんだけど、他にも繰り返されるフレーズが印象的な「つくし」とか、筒井の「マグロマル」みたいな「ベンシン」も忘れがたい印象を残す。いや、面白かった。

  • 澤水月 さん

    繋がりはない話ながらつくし、べんしん、マリンの不気味な流れが最高。つくしは少しホラーみあると自分も思ってた! そしてHOTELすぎばやし…気になる…

  • ニコ子 さん

    図書館  大好きです。「ヒロエおばさん」の余韻ったらもう。。

  • やんも さん

    不条理な我妻さんの世界へようこそ。いつもの如く、本書でもなんの因縁も由来もわからぬ、異世界を覗き込んでしまったような話がずらりと並ぶ。その中にあって、「死んだ誰々の深い恨み」や「心霊スポットに凸した結果」による恐怖体験のほうが、まだ此岸の理が通じるようで、読んでホッとしてしまう。「本当にコワイのは人間」というのならば、人間である自分自身も恐怖の対象になりうるのではないだろうか? いつか自分も誰にも信じてもらえない体験をし、狂気に取り憑かれるかもしれない。そして体験を誰かに語り終えて消えてしまうのかも。

  • ぶうたん さん

    怪談ではなく奇談集。それでも不思議なことは具体的なことが多くて、個人的にはもっとそこはかとない、見えない部分に隠れているような不思議さでも良い。たとへば団扇のような頭の親子が出てくる話があるが、普通の親子でも佇まいに忌まわしさや、不気味さが出ればもっと奥ゆきが出るかもしれない。他にも「ベンシン」などは怪異のようなものは無くても不条理な怖さは出るに違いない。いずれにしても好みの作風だし、今後も支持をしていきたいと思う。少し前に同人誌的な詩集が出ていたようだが、買い逃したのが返す返すも残念。

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我妻俊樹

『実話怪談覚書 忌之刻』で単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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