デュラララ!!×12 電撃文庫

成田良悟

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048917469
ISBN 10 : 4048917463
フォーマット
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
300p;15

内容詳細

 『やあ、シズちゃん。あれで死なないなんてね。君は本当に、大した大した化け物だよ。そんな君が、人間を庇うなんて滑稽以外の何ものでもなかったけどね──』
 壊れ始めた街、東京・池袋。
 罪歌で刺され自我を失っていく新羅。そして新羅を奪われたセルティは怪物と化していく。正臣は泉井の手によりケガを負い、杏里の家を訪れた沙樹は彼女を問いつめていく。門田は病室から消え、セルティの首は人の手を彷徨う中、帝人が手に入れた力とは──!?
 そして戒めを解かれた静雄が臨也へとたどり着き──。

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読書メーターレビュー

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  • まりも さん

    セルティが暴走し鯨木との追走劇を始める中静雄は臨也との決着をつけるために池袋をチャリで爆走し杏里は沙樹と対面する。最後へ向けてそれぞれが最後の動きを見せる回。全体通して静雄がすごくかっこよかったです。人外の力を持った人間だからこその魅力なんだろうな。帝人、正臣、杏里の3人の行く末に静雄と臨也の殺し合い、更に池袋を覆い尽す程の罪歌の群れ。残り1冊で終了ですがどう終わるのか全く想像できないわ。

  • 645 さん

    この作品の主軸である所の群像劇、多くのキャラが同時に物語を進行しどこかで誰かが何かをして事件を起こしたり又それを解決に導いていた訳だが、今回竜ヶ峰帝・紀田正臣・園原杏里の三人の存在を中心に話が集約され徐々に渋谷の現状が変わりつつある。その中で、セルティの首に関する事や静雄と臨也の長年の因縁にも決着がつこうとしている。記憶はどうなる?新羅との関係は?未だどういう結末が訪れるのか見えないが、三人の抗争が池袋という街に多いな影響を与えているのその様は面白い。帝の壊れ具合は一際目を引くなぁ、最終巻楽しみ。

  • コリ さん

    久々だったから色々忘れてたけどメチャクチャ面白かったー!ラストに向けてどこもかしこも凄い盛り上がりっぷり。壊れ続けてゆく帝人、首を取り戻したセルティ、静雄と臨也の決着など次回が楽しみ。ドタチンおかえりー!(笑)

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    まずは叫ばせてください。・・・・セルティっっ(泣)前巻から薄々は予測していたもののやっぱり、辛いです。帝人もどんどん、気持ちの悪い方向へ向かっていっているな・・・・。己の願いを叶える為には人の願いが犠牲になる。でもそれで大切な人が傷つくならば傷つけた奴は七分殺しで手出しできない位にしたい。緊迫した状況で、馬やバイクに変身するシューターに対して「ごめん、乗れない」と謝る静ちゃんと一人、アウェイな常識人(ドタチンを傷つけた奴への復讐は除く)な渡草さん、相変わらずなサイモンに和みます。そしてろっちー、イケメン。

  • ソラ さん

    帝人の静かな狂気が怖い。そしてブチ切れた平和島静雄とイザヤの二人の結末など、13巻が楽しみ。

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成田良悟

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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