七月に流れる花 ミステリーランド

恩田陸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062203449
ISBN 10 : 4062203448
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
219p;19

内容詳細

坂道と石段と石垣が多い町、夏流に転校してきたミチル。六月という半端な時期の転校生なので、友達もできないまま夏休みを過ごす羽目になりそうだ。終業式の日、彼女は大きな鏡の中に、緑色をした不気味な「みどりおとこ」の影を見つける。思わず逃げ出したミチルだが、手元には、呼ばれた子どもは必ず行かなければならない、夏の城―夏流城での林間学校への招待状が残されていた。ミチルは五人の少女とともに、濃い緑色のツタで覆われた古城で共同生活を開始する。城には三つの不思議なルールがあった。鐘が一度鳴ったら、食堂に集合すること。三度鳴ったら、お地蔵様にお参りすること。水路に花が流れたら色と数を報告すること。少女はなぜ城に招かれたのか。長く奇妙な「夏」が始まる。

【著者紹介】
恩田陸 : 1964年宮城県生まれ。第三回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』で92年にデビュー。2005年『夜のピクニック』で第二六回吉川英治文学新人賞と第二回本屋大賞、2006年『ユージニア』で第五九回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集賞を受賞

酒井駒子 : 兵庫県生まれ。東京芸術大学美術学部油絵科卒。2004年『きつねのかみさま』(文:あまんきみこ)で第九回日本絵本賞、2005年『金曜日の砂糖ちゃん』でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌賞、2006年『ぼく おかあさんのこと…』でフランスにてPITCHOU賞、オランダにて銀の石筆賞、2009年『ゆきがやんだら』で銀の石筆賞、『くまとやまねこ』(文:湯本香樹実)で第四〇回講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    恩田陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書でミステリーランドというシリーズがあり、恩田陸の2冊で全30巻完結ということを知りました。最初、サスペリア的なホラーかなと思いましたが、物悲しく辛いファンタジーでした。著者が少年探偵団を好きだっただけあり、ゾクゾク感満載で頁を捲るスピードが加速しました。続いて「八月は冷たい城」へ。

  • いつでも母さん さん

    鏡の向こうに見えるものが気になった少女の頃。鏡が怖かったことを思い出す。そんな私の思いを遥か超えて恩田ワールド。考えなくていい、流されて夏を過ごした方が良いーそれは愛する人との最期を知ること・・少女たちの夏!少年たちの夏も読んでみよう。

  • 風眠 さん

    美しくて不穏で、ほんの少し色っぽい表紙。子どもの頃にこの本に出会ったら、まずこの大人っぽさに魅かれただろう。そして序詞、この文章を読んで、私は一気に子どもの頃に引き戻された。特別な何かが無くても、子どもの頃の夏休みには形容し難い寂しさのような、切なさのような何かがあった。もう子どもの頃には戻れない感傷が連れてくる、あの頃。私も緑男に会ったかもしれない。夏の城に行ったかもしれない。川面に流れる赤い花と白い花を数えたかもしれない。子どもの世界は狭いけれど、濃密で不思議がたくさん詰まっていた。子どもの頃の、夏。

  • Yoko Omoto さん

    その町で「夏の人」と呼ばれる"みどりおとこ"から、林間学校の招待を受けたミチルは、五人の少女たちとともに、お城という特別な建物の中で、現実から隔離されたようなひと夏を過ごす。暮らしの中に定められた奇妙なルール、五人の少女が時折見せる不可解な言動の数々に、疑心暗鬼と恐怖心を募らせていくミチル。誰が何故、何の目的でという最大の謎に不穏な含みを持たせ、ダークファンタジーの様相を醸す物語が一転、残酷で物悲しいリアルへと着地する様は実に見事。読後の切なくも優しい余韻と、透明度の高い独特の世界観に魅せられる秀作。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    久しぶりのミステリーランド。アンカーは恩田さんらしい雰囲気の作品。「六月の〜」が関連するのかと勘違いして先に読んだけど関係なかった・・・。「八月は〜」は関連してるみたいなんで引き続き読む。

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恩田陸

1964年、宮城県生まれ。92年、小説『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞および第2回本屋大賞を受賞。06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞を受賞。07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。17年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十

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