エンド・ゲーム 常野物語 集英社文庫

恩田陸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087464320
ISBN 10 : 4087464326
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
16cm,363p

商品説明

裏返す さもなくば 裏返される。
不思議な能力を持つ、常野一族の中でも最強の力を持つ親子。彼らはいったいどこへ向かっていくのか。

『あれ』と呼んでいる謎の存在と闘い続けてきた拝島時子。『裏返さ』なければ、『裏返され』てしまう。『遠目』『つむじ足』など特殊な能力をもつ常野一族の中でも最強といわれた父は、遠い昔に失踪した。そして今、母が倒れた。ひとり残された時子は、絶縁していた一族と接触する。親切な言葉をかける老婦人は味方なのか? 『洗濯屋』と呼ばれる男の正体は? 緊迫感溢れる常野物語シリーズ第3弾!

内容詳細

『あれ』と呼んでいる謎の存在と闘い続けてきた拝島時子。『裏返さ』なければ、『裏返され』てしまう。『遠目』『つむじ足』など特殊な能力をもつ常野一族の中でも最強といわれた父は、遠い昔に失踪した。そして今、母が倒れた。ひとり残された時子は、絶縁していた一族と接触する。親切な言葉をかける老婦人は味方なのか?『洗濯屋』と呼ばれる男の正体は?緊迫感溢れる常野物語シリーズ第3弾。

【著者紹介】
恩田陸 : 1964年、宮城県生まれ。早稲田大学卒業。91年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2005年「夜のピクニック」で第23回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞を受賞。06年「ユージニア」で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞。07年「中庭の出来事」で第20回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
「裏返す」さもなくば「裏返される」なんと...

投稿日:2021/04/19 (月)

「裏返す」さもなくば「裏返される」なんという世界観だろう?いっきに読めるし面白いのに、ちょっと難しい 。そしてちょっと怖い。この本を読んだ方には、おつるさんの印象が変わるのではないでしょうか?

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • さてさて さん

    『「常野物語」のシリーズ三作目ということで非常に緊張した』とおっしゃる恩田陸さん。そんな恩田さんがこの作品で展開するのは「蒲公英草子」と対比させるかのように現代の都会を舞台とし、登場人物を最小限に絞り、光のあたらない闇に蠢く世界でした。”包む・叩く・洗う”などという抽象的な動詞の一方で『羊羹かパウンドケーキでも切り出したみたいに、綺麗な立方体の形に脳が取り出されていた』と『脳』がこんな形で使われるその対比。動詞は抽象的なのに、名詞は物凄くリアル。実に巧みな言葉の使い分けも含め、強く印象に残った作品でした。

  • SJW さん

    常野物語シリーズの第3弾。特殊能力を持つ拝島家の闘いのストーリー。ファンタジーというよりサスペンスかな。誰が味方なのか敵なのか分からないまま話は進み、期待とは異なる展開になる。常野物語の最終話としてシリーズ全体の繋がりが分かるようにしてほしかった。

  • しんたろー さん

    シリーズ3作目だが、前作の『蒲公英草子』と同じ作者とは俄かに信じられないような「哲学&文学」が炸裂したSFサスペンス。幾重にもひっくり返る展開に頭が混乱するが、それも楽しいと思える不思議な物語…とは言え「裏返す」とか「洗濯する」という行為(概念?)を「もう少し判り易く解説してくれると凡人の私にもついていけるのになぁ」とも思った。ホラーチックな描写もあって決して退屈しないし、難しく考えないで「恩田ワールド」の流れに身を任すのが、本作の楽しみ方なんだろう…人生や情愛を皮肉ったエンタメ作品とも言えると思った。

  • 風眠 さん

    『光の帝国』の中の一編『オセロ・ゲーム』の続編。裏返すとか、洗って叩いて乾かして白くするとか、アレとか、包むとか、最後までこれらの謎は解き明かされてはいないが、登場人物たちも分かっていないことなのだから、私に分かるはずがない、分からなくていい。登場人物たちがイメージとして作り上げた意識の世界を、行きつ戻りつしながら、騙し合う心理ゲームが圧巻だった。虚構の世界を自分たちの現実として、二重三重と記憶を操作し合う登場人物たち。私が今いる現実は本当にあるものなのかと、足もとがぐにゃりとするような読後感だった。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    常野物語その3。本作では「裏返す」とか「洗う」がメイン。それぞれの立ち位置があやふやで予想通り恩田さんらしいもやもや感。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

恩田陸

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年「夜のピクニック」で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年「ユージニア」で日本推理作家協会賞、07年「中庭の出来事」で山本周五郎賞、17年「蜜蜂と遠雷」で直木三十五賞と本屋大賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

プロフィール詳細へ

恩田陸に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド