基本情報
内容詳細
敗戦を挟んだ戦前戦後の十数年間を丹念に追いその体験と思索から終わったもの誕生してくるものの姿を感じ生き追求した渾身のノンフィクション。
目次 : 第1章 近代の黄昏―空腹、暴力、夢の中の僕(プロメテウスよ怒れ、水晶と絹の町炎上/ 遥かなる長坂/ 沈黙―甲府空襲ではなぜ日本側の反撃が皆無だったのか ほか)/ 第2章 小学生時代―解体と再建の中都市(小学校入学―変わらない採集・狩猟生活の日々/ 長屋宿舎―登場した子供世界/ 黄泉平坂からの生還 ほか)/ 第3章 中高時代―宴の前夜(中学校の初日/ 鉱石ラジオ―見えない電波を捕まえる/ ラジオ製作エスカレーション―5球スーパー受信機 ほか)
【著者紹介】
志田寿人 : 1939年、山梨県甲府市生まれ。1960年、東北大学理学部入学。理学研究科修士課程(動物生理学専攻)を経て博士課程に進学(1971年、Ph.D.)。1970年、東北大学医学部解剖学教室助手。1978年より1年間、米国プリンストン大学客員研究員(発生生物学教室)。1980年山梨医科大学助教授(生物学教室)。1983年、再度プリンストン大学客員研究員として1年間細胞接着班;desmosomeに関する共同研究を行った。山梨医科大学での主な授業担当科目は分子細胞生物学、研究テーマは細胞接着と多細胞系。1996年、山梨医科大学教授を経て2005年に大学を定年退官、私設のシンプレクサス工房を立ち上げ、現在に至る。一方絵画の本格的な制作を大学入学と同時に開始、油絵を始めとする多様な技法を独学で学びながら発表を行ったが、国内で適切な発表機会が得られないため国際的な場での発表に切り替えた。1986年、ジョアン・ミロドローイングコンクール(バルセロナミロ美術館)を皮切りに、多数の国際展に出品、1993年スペイン美術賞展金賞受賞、2006年日・仏・中現代美術世界展金賞受賞等受賞多数。サロン・ドトーヌ、ル・サロン会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
志田寿人
1939年、山梨県甲府市生まれ。1960年、東北大学理学部入学。理学研究科修士課程(動物生理学専攻)を経て博士課程に進学(1971年、Ph.D.)。1970年、東北大学医学部解剖学教室助手。1978年より1年間、米国プリンストン大学客員研究員(発生生物学教室)。1980年山梨医科大学助教授(生物学教
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