赤と青のガウン オックスフォード留学記

彬子女王

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569823508
ISBN 10 : 4569823505
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
374p;19

内容詳細

女性皇族として初めて海外で博士号を取得した女王殿下の涙と笑いの留学報告。

目次 : 百川学海/ 大信不約/ 苦学力行/ 日常坐臥/ 合縁奇縁/ 一期一会/ 千載一遇/ 危機一髪/ 多事多難/ 奇貨可居/ 五角六張/ 一念通天/ 日常茶飯/ 骨肉之親

【著者紹介】
彬子女王 : 1981年(昭和56年)故寛仁親王殿下の第一女子としてご誕生。学習院大学を卒業後、英国オックスフォード大学マートン・コレッジに留学され、女性皇族初の博士号を取得してご帰国(専攻は日本美術)。立命館大学総合研究機構のポストドクトラルフェロー、特別招聘准教授を経て、現在は日本・トルコ協会総裁、公益社団法人日本職業スキー教師協会総裁、一般社団法人心游舎総裁、京都市立芸術大学芸術資源研究センター特別招聘研究員、法政大学国際日本学研究所客員所員など、お役職多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶんこ さん

    とても面白かったです。三笠宮家の長女彬子女王のオックスフォード博士号取得までの留学記。何より驚いたのが、博士号をとるまでの壮絶な勉強の日々。まず学習院大学の卒論が、四万字の手書き原稿に限る!パソコン不可!日本美術のチューターが中国美術専門教授というのが不思議。サブの指導官が大学ではなく博物館セクション長も不思議。日本との違いに驚くことばかり。憧れの赤と青のガウンを着ての博士号授与式と、日本側、父上の意向が「博士号取得決定を発表しない」には、私も涙が。帰国した日、玄関に職員、友が出迎え、父からのハグにも涙。

  • yumiko さん

    女性皇族として初めて海外で博士号を取得した彬子女王のオックスフォード留学記。学問に臨む凛とした姿勢は一人の女性としてとても魅力的で、ユーモア感覚に溢れた文章は皇族という肩書きを失念してしまうほどに楽しい。教師陣や友人達との出会い、住んでみて分かるイギリスという国、父寛仁親王との思い出等が、理知的でありながら温かい文章で綴られている。法隆寺金堂壁画にまつわるエピソードは、研究者としては夢のような話だろう。週刊誌のゴシップ的興味が入り込む余地のない、学問に真摯に向き合った女王殿下の素晴らしい留学記。

  • なにょう さん

    痛快である。彬子女王の留学記。日本のお姫様、何もわざわざイギリスまで行ってこんなにも苦労することもないじゃないか。でも見事、オックスフォードで美術の研究をやり遂げ学位を取得された。あっぱれだ。★読んでいて本当に育ちが良い方はやはり違う、とも思った。何というのか、本人の努力ももちろんだけど、素直にチャンスや人の助けを受け入れるところは見習いたいと思った。★どうしても成し遂げたいこと、ここまでして成し遂げたいこと、私にはあったかな。

  • canacona さん

    読友さんの感想を読んでなかったら、手に取らなかったかも。こういう本との出会いは読メ様々だなぁ。丁寧で読みやすい文章の中に、皇族の日常、我々にとっては非日常が織り込まれているのが面白い。護衛のいる生活が当たり前なのは想像がついたけれど、家族のようで、なんなら買い物の時は相談相手にもなってくれたりしていて、むしろ一人の生活が落ち着かないなんて、想像もしていませんでした。肝心の勉学も、想像以上にぎっちりみっしり。本人の資質ももちろん、立場も考えたら手を抜くわけにいかないもんね。感心するばかりでした。

  • サトシ@朝練ファイト さん

    なんと言うか、随分と読みやすい、理解しやすいです。生まれて初めての一人歩きが彼の地とはやはり興味深いな。

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