男子の作法 SB新書

弘兼憲史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797389067
ISBN 10 : 4797389060
フォーマット
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
182p;18

内容詳細

自分を磨く、粋な生き方

かつて池波正太郎が綴った『男の作法』では、""男の粋""が綴られた。

美食家として知られる作家は、「てんぷら屋に行くときは、腹をすかして行って、
親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ」などと、
ある種の清々しさをもって男の粋を教えてくれたのだった。

翻って今、あの時代の粋は鳴りを潜め、
長らくの不況期とともに草食男子などと称されるほど、無粋な男たちにあふれてしまった。

「暴走老人」と揶揄されるほど、社会経験を積んだはずの中高年もご多分にもれず……。

世の男は人生を見据えて、“大人の粋”を取り戻すときだ。

島耕作シリーズなど数々のヒット作で男の生き様を世に放ってきた著者が70歳になる今、
これまで歩んできた人生を踏まえて、現代の池波正太郎と化し、粋な男のふるまいを綴る。

今の自分から逃げるか、誤魔化すか、それともやり遂げるか?
この1冊で10年後の生き方が変わる。




【著者紹介】
弘兼憲史 : 1947年山口県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、松下電器産業(現パナソニック)勤務を経たのち、74年に『風薫る』で漫画家デビュー。『人間交差点』で小学館漫画賞、『課長島耕作』で講談社漫画賞、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭優秀賞と日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ばりぼー さん

    馴染みの店は作らない。好奇心のかたまりだから、次々と新しいドアを開けたい。接待の鉄則は、接待する側は楽しむな、接待される側は謙虚になれ。結婚生活に必要なのは、燃えるような恋愛感情ではなく、一緒にいて嫌でない感情の方だ。年をとるとは、年輪を重ねて成長すること。若さを自慢するようなヤツは、いつまでも成長していないと白状するようなもの。論語に「五十にして天命を知る」とあるが、これは自分の限界を知ったという意味にもとれる。幸せになるための僕の信条は、「まあいいか」「それがどうした」「人それぞれ」の3つである。

  • 柔 さん

    行き詰まった時にまた読みたい。「ま、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」どしっと構えている男はカッコいい。あと趣味があったり物知りの男も。寿司屋に行っても高級イタリアンに行っても知ったかぶりをしない。わからなければ聞けばいいい。高級料理も行くけど、赤ちょうちんも行く。「人生自己責任」なのだから自分の物差しで生きればいいのだ。仕事が1番もよし、家庭が1番もよし、趣味が1番だっていい。人生を楽しむための秘訣は「プラス思考」まだ30のひよっこではあるが男が惚れる男を目指したい。

  • おくりゆう さん

    正直な感想を申し上げるなら、申し訳ないのですが、池波正太郎の「男の作法」は引き合いに出さない方が良かったと思います。善し悪しではなく、時代性なのか、あのレベルの「粋」には容易に辿り着けないような気がしますが、本書は本書として、なるほど、と頷くこともいくつかありました。

  • chiseiok さん

    何と珠玉の名随筆『男の作法』by池波・ザ・鬼平・正太郎の現代版を、という出版社の企画に恐れ多くもサクッと乗っちゃう弘兼先生。その心意気やよし!と手に取ってみました。確かに『男の作法』は激渋ですが、いかんせん時代も変わっているしなと。…う〜ん結論から云うと流石に池波先生の域にはちょっと^^;。弘兼先生のライフスタイル自慢というか、オレ凄いぜ色強し。ただ、決して貶しているわけではなくて、参考になるエピソードや共感を感じる考え方もあって楽しめました。さらりと読了しましたが、内容のいくつかはそのうち役立つ…かな?

  • Kentaro さん

    43歳になって外資系企業に勤めるサラリーマンが同窓会に出て、同じような会社の規模なのに年収が倍も違うくらい稼いでいるのを知って転職を考えているといった相談には、きっぱりと転職しないことを勧める。40代の転職は失敗すると人生を左右する痛手を被る。 本当にやりたいことのスキルを持ち、自分で失敗したときの逃げ道を確保できていなければリスクは大きい。 叶うかもしれない夢を追うのは実現可能な目標が見えていないのだったら冒険する年齢ではない。自分の武器を磨き、これなら勝てると冷静になって考えてみることだ。

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人物・団体紹介

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弘兼憲史

1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒業。松下電器産業(現パナソニック)に勤務後、74年に『風薫る』で漫画家デビュー。その後『人間交差点』で小学館漫画賞(84年)、『課長 島耕作』で講談社漫画賞(91年)、講談社漫画賞特別賞(2019年)、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(

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