送り人の娘 角川文庫

廣嶋玲子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041020647
ISBN 10 : 4041020646
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;15

内容詳細

人と神とが共存する古代。額に目の刺青を持つ少女・伊予は、死んだ人の魂を黄泉に送ることができる「送り人」だ。平穏に暮らしていたある日、伊予は死んだ狼を蘇らせてしまう。「蘇り」は決して行ってはならない禁忌のわざ。それを美貌の覇王・猛日王に知られ、伊予は彼にその身を狙われることに。人型をとれる妖狼の闇真に助けられ、強くなろうとする伊予だが…。神に選ばれた少女の成長と絆を描く、傑作古代ファンタジー!!

【著者紹介】
広嶋玲子 : 神奈川県生まれ。横浜市立大学卒業。2005年、『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞の大賞を受賞し、作家デビュー。「あぐりこ」では、第14回児童文学ファンタジー大賞の奨励賞を受賞するなど、ファンタジーの書き手として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ★Masako★ さん

    ★★★+廣嶋さん2作目。夢中になって読んだ!人と神が共存していた古代、未練を残して死んだ者の魂をなだめ鎮め、黄泉の国へと送る「送り人」がいた。13歳の少女・伊予も送り人として育てられていたのだが、ある時死んでいた妖魔の黒狼を蘇らせてしまう。不死を願う猛日王にその事を知られた伊予は追われる身となって…日本神話をベースにした好みの世界観、幼いが故の伊予の心の葛藤もよく描かれている。話の展開も早くページを捲る手が止まらない。ただそれが駆け足になった感があり、もう少しじっくりと掘り下げて書いてもよかったかな。

  • はつばあば さん

    本と言うのも読み頃と言うものがある。「オカシイな読んだ覚えがあるのだけれど・・」と。表紙の絵に惑わされ再読。死を迎えるに当たって何の不足も無い年齢になってきた。私もこの世から黄泉の国へ送りだしてくれるのは娘であって欲しいものです。年齢順が一番幸せな収め方でしょう。内容としては日本神話をモチーフにイザナミの息子火之輝彦に対する(?西郷輝彦ではないです)確執も溶け・・黄泉の国の女 神様も幸せになりましたとさ♪と。2016年の頃のレビューとは違ってもう少し枯れたレビューを書きたかったのですが能力の低下が著しい

  • あおでん@やさどく管理人 さん

    人は誰しも過ちを犯すことがある。八百万の神々が生きる世界であれば、神もまた同じ。本文にもあるように、憎しみや怒りを持つことは初めは心地良い。だが次第にその重みに耐えるのが辛くなり、かと言って捨てられない枷のようになっていく。その枷から解き放たれるには、過ちを許すことが必要なのだ。許すことも、時には痛みを伴う。それでも、いつかは向き合わないといけない。

  • マムみかん(*感想は風まかせ*) さん

    神と人と妖魔が共存していた時代。 古代史や神話には詳しくないのですが、だからこそ純粋にファンタジーとして楽しめました。 黄泉と現世を行き来できる存在という「送り人」の設定や、ヒロインの本当の使命など面白くて一気読みです。 ただ、このカバーイラストは誤解を招くよね〜。 七章で愕然とするのは、私だけではないはずよ〜☆

  • Nyah さん

    額に目の刺青を持つ少女、伊予は猛日王に滅ぼされた火具地の姫。そうとは知らず死者の魂を黄泉に送る「送り人」となる。ある日伊予は死んだ狼を蘇らせてしまう。 「蘇り」は禁忌。それができることを猛日王に知られ、伊予は彼にその身を狙われることに。人型をとれる妖狼(助けた狼)の闇真と、火具地の生き残りの狭霧とを仲間に、伊予の成長を描く。神と魂の送り人。古代神話の世界。最近似たようなテーマの本ばかり読んでる気がする、

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