ほんとうの「和」の話

広田千悦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163759807
ISBN 10 : 4163759808
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
追加情報
:
143p;21

内容詳細

「和」の喜びを知って、もう一度、日本人に帰る本。

目次 : 和の神/ 和菓子/ 和装/ 和語/ 和食/ 和室/ 和楽/ 和暦

【著者紹介】
広田千悦子 : 文筆家。うつわ・ことば・絵の作家。三浦半島の西海岸に暮らし、にほんの歳時記・暦・四季、日々の暮らしの中にあるたからものなどをテーマに新聞や雑誌でイラスト&エッセイなどを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちはや@灯れ松明の火 さん

    和をもって貴しとなすとは言うけれど、ほんとうの和とは何だろう。天に地に家の中に道端に、至る所におわす神様八百万。喧嘩なんてするはずもなく和気藹藹。変わりゆく季節を味わう食事や菓子、ハレの日にふだん着にと工夫して着こなす装い、外と内をやわらかにつなぐ家屋の造り。衣食住の基本にあるのは持ち味を活かす調和の思い。たおやかなやまとことばとひらがなのかたち、音なき自然をあらわす音色、夜空にかがやく月の暦。来るもの拒まず受け容れ取り入れた和敬の精神。文字にすればたったひと文字でも、暮らしの中に深く強く息づく和の心。

  • ニャン さん

    可愛らしくほっこりするタッチのイラストとわかりやすい文章で「和」について教えてくれました。和菓子、和犬、和猫について、特に興味深く読みました。

  • たかこ さん

    「和をもって貴しとなす」聖徳太子が作った十七条憲法の第一条の美しい名文。日本人にとって「和」はハビトゥスである。知らないうちに埋め込まれていて意識せずにいるような気がする。現代は西洋文化が主であるけれど、それでも和は残っている。「和」も変化しつつも、残していきたい。茶道や華道で日本文化を守っていきたい。

  • Mayu さん

    真面目に読むつもりで読みはじめたのですが、和菓子の季節感のところに出ていたウグイスの絵が、どうみてもメジロにしか見えなくて( ;´Д`)ウグイス色というのを何か誤解されているのでは…(ちなみに私が聴いた話では京都のうぐいす餅は普通のきな粉がかかっているそうですし、その方が本物に近い気が…)。結構基本的なことだと思うし、ちょっと調べたらわかりそうなものなので、がっかりしてしまい、他の頁を読む気がしなくなってしまいました…。

  • ひつじ さん

    広く浅くといった感じで色々知れてよかった。個人的にはあまりイラストが好みではありませんでしたが…

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人物・団体紹介

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広田千悦子

日本の行事・室礼研究家。日本の行事や習わしの由縁など、その源流や古きことをふまえつつも、基底に流れる発想や本質などについて考え、しつらいを試みる季節の稽古、「季節のしつらい教室」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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