リヒャルト・シュトラウス 「自画像」としてのオペラ “無口な女”の成立史と音楽

広瀬大介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903951164
ISBN 10 : 4903951162
フォーマット
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
22cm,370p
370p A5

内容詳細

目次 : 推薦の辞  飯守泰次郎 / 謝辞 / 凡例 / 第1章 自画像を奏でる作曲家 / 1.切り捨てられたシュトラウスの後半生 / 2.シュトラウス作品における「自画像」とは / 第2章 新しいオペラへ / 1.出会いの前 / 2.ホフマンスタールの死、新しい才能との出会い / 3.原作『エピシーン、またはもの言わぬ女』との対比 / 4.幸せな共同作業−1932年、作曲の過程 / 5.ナチ政府による暗い影−1933年、作曲の過程 / 6.暗転−1934年、作曲の過程 / 第3章 ナチ政府とシュトラウス / 1.ナチ政府と「全国音楽局」 / 2.《無口な女》事件 / 3.冬の時代−1935年以降 / 4.《無口な女》の受難 / 第4章 《無口な女》の音楽 / 1.数少ない同時代の作品とその意味について / 2.シュトラウスの作曲法・スケッチなど / 3.音楽的手法−番号オペラとしての《無口な女》 / 4.ライトモティーフについて / 5.声楽パートと合唱について / 6.オーケストレーションについて / 7.調性について / 第5章 シュトラウスの「自画像」 / 1.他作品からの引用がもつ意味 / 2.音楽と言葉に秘められたメッセージ−この作品も「自画像」か / 付録 / A.一次資料について / B.シュトラウスを巡る−一般的な研究の現状について / C.《無口な女》配役・オーケストラ編成・あらすじ / D.レコード録音・上演時のカットについて / E.《無口な女》上演記録 / 図版 / 文献表 / 索引

【著者紹介】
広瀬大介 : 1973年生。東京都板橋区出身。1998年、国際基督教大学大学院比較文化研究科・博士前期課程修了。2006年、一橋大学大学院言語社会研究科・博士後期課程修了。博士(学術)。2002‐04年ドイツ・ミュンヘン大学に研究留学。専攻は20世紀前半のドイツ音楽史で、特にリヒャルト・シュトラウスの音楽とその社会的関わりを中心に研究活動を行っている。現在、慶應義塾大学非常勤講師。多摩美術大学非常勤講師。日本リヒャルト・シュトラウス協会運営委員。CDライナーノーツ、オペラDVD対訳、演奏会曲目解説などへの寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コットン さん

    難しいところもあったけど「無口な女」に関する貴重な資料。

  • オットー さん

    山田由美子さんの「第三帝国のシュトラウス」と併せて読むと《無口な女》に関して理解が深まる。あちらはオペラの上演許可獲得のための帝国とのやり取りが中心なのに対し、こちらはオペラの手法やライトモティーフなどについても解説されている。

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人物・団体紹介

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広瀬大介

音楽学者、音楽評論家。1973年生まれ。青山学院大学教授。日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事・事務局長。各種音楽媒体での評論活動のほか、NHKラジオへの出演、演奏会曲目解説・CDライナーノーツ、オペラ公演・映像の字幕・対訳等への寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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