クラシック 100の味 ウィーンの演奏は上手いより美味い

平野玲音

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779125805
ISBN 10 : 4779125804
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
197p;20

内容詳細

「楽譜通りに完璧に弾くこと」「アンサンブルは一糸乱れず」がすべてなのか―チェリストの両親のもと幼少からチェロを始めた著者が驚きの学びのなかから思索し編み出したウィーンの味と香り、100のエッセイ。

目次 : 1 隠し味/ 2 伝統の味/ 3 街角の味/ 4 旅の味/ 5 私の味

【著者紹介】
平野玲音 : チェリスト。チェリストの両親のもと東京に生まれ、3歳よりピアノを始める。9歳よりチェロを山崎伸子女史に師事、中学校在学中にコンサート・デビュー。東京大学で美学芸術学を専攻し、表象文化論コース修士課程修了。2002年よりウィーンに留学、ウィーン・フィルのG.イーベラー氏に師事、ウィーン国立音大で室内楽を学ぶ。S.イッサーリス氏、A.ビルスマ氏らのマスタークラスを受講。2003年、東京で、皇太子、皇太子妃両殿下の御前リサイタル。2004年、オーストリア国際室内楽フェスティヴァル「アレグロ・ヴィーヴォ」賞を、2005年、「国際夏期アカデミープラハ‐ウィーン‐ブダペスト」でアルティス賞ならびにジーメンス・ウィーン古典派賞を受賞。2017年には、ベートーヴェン作品への並々ならぬ功績に対し、ゆかりの地バーデン市より「ベートーヴェン・メダル」を授与される。ソロ、室内楽で、ウィーンを拠点にヨーロッパ各地で活躍中。「モーツァルト週間」「国際ベートーヴェンフェスト」「オストフリースラント夏の音楽祭」といった音楽祭に招聘され、マスタークラスでチェロと室内楽の講師を務める。「カペラ・アカデミカ・ウィーン」とフラー・フォルテピアノ三重奏団(オリジナル楽器)のメンバー。年に2度ほど帰国して、NHK‐FM「名曲リサイタル」等に出演、2011年よりシリーズ公演“Reine pur”(レイネプーア)を開催。日本演奏連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    山崎伸子先生のお弟子さんで、ウィーンで活動されているチェリストのエッセイ。中味は、何処に行き、何を食べて、何を弾いたというような自分語りばかり。「つぶやき」というのだろうか、こういう自己顕示や自己陶酔が今どきの流行りかもしれないが、内容的に深みはない。それでも、先生であるイーベラーさん(VPO)の言葉の断片に、ウィーンの神髄を垣間見ることができる:とにかく歌う、右手の重みを減らす、ポジション移動を細かく分けて滑らかなラインを、敢えてフラジオレットのポジションにして響かせる、自由な弓使い、長めのスタカート。

  • ヨハネス さん

    気軽なエッセイ。音楽好き、料理とお菓子好きなあたしは楽しく読みました。でもウイーンに行ってみたいと思うほどでもなかった。

  • timeturner さん

    クラシックについては門外漢なので、曲名や演奏家名を出されてもイメージが湧かないが、エヴァ・イボットソンの愛したウィーンの雰囲気を楽しんだ。曲の生まれた時代や作曲家の暮らしぶりなど背景を知れば解釈が深まるという点は文学と一緒だな。

  • bluelotus さん

    ★★★☆☆ ウィーンの音楽は生活の一部であり、日々変化するものであり、生きてるんだなぁと思った。食事系の話はあくまでおまけにすぎなかったが、音楽の話だけではなくクリムトなどの芸術家の話もあるので幅広くウィーンを感じられた。ただ、写真が全てモノクロであることが残念で、カラーならもっとウィーンの魅力、ワクワク感が伝わっただろうなぁと思う。

  • の さん

    ウィーンを拠点とするチェロ奏者が留学時代から体験した100のエピソードを、現地の料理と共につづる本。チェロであってもとにかく「歌」が求められること、スタッカートも長めに弾けば十分歌えること、カフェはBGMを流さずしっかり両耳を休める場であること等、数多くの作曲家が活躍した音楽の都の「古き良き味わい」は至る所に散りばめられており、ウィーン市民も音楽がある環境に慣れ親しんでいる。それは料理にも通じ、演奏の体力を蓄えるための肉料理や、演奏後の疲労回復に甘いお菓子が振舞われたりと、両者は切り離せない存在である。

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平野玲音

チェリスト。チェリストの両親のもと東京に生まれ、3歳よりピアノを始める。9歳よりチェロを山崎伸子女史に師事、中学校在学中にコンサート・デビュー。東京大学で美学芸術学を専攻し、表象文化論コース修士課程修了。2002年よりウィーンに留学、ウィーン・フィルのG.イーベラー氏に師事、ウィーン国立音大で室内楽

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