私とは何か 「個人」から「分人」へ 講談社現代新書

平野啓一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062881722
ISBN 10 : 4062881721
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

小説と格闘する中で生まれたまったく新しい人間観!嫌いな自分を肯定するには?自分らしさはどう生まれるのか?他者と自分の距離の取り方―。恋愛・職場・家族…人間関係に悩むすべての人へ。

目次 : 第1章 「本当の自分」はどこにあるか(教室の中の孤独/ 小説にのめり込む ほか)/ 第2章 分人とは何か(私たちを苦しめる矛盾/ 分人とは何か ほか)/ 第3章 自分と他者を見つめ直す(悩みの半分は他者のせい/ 他者もまた、分人の集合体 ほか)/ 第4章 愛すること・死ぬこと(「恋愛」、つまりは「恋と愛」/ 三島と谷崎の「恋」と「愛」 ほか)/ 第5章 分断を超えて(遺伝要因の影響/ トリミングの弊害 ほか)

【著者紹介】
平野啓一郎 : 1975年、愛知県生まれ。小説家。京都大学法学部卒。1999年、在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第一二〇回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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今では平野啓一郎というと「マチネの終わり...

投稿日:2021/04/17 (土)

今では平野啓一郎というと「マチネの終わりに」の作者といったイメージが強いかもしれないが、そちらは未読なのでわからない。 よって私にとっては平野啓一郎=「私とは何か」になる。この本で述べられている「分人」という考え方に救われる読者も少なくないと思う。

カーク さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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平野啓一郎

1975年、愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。大学在学中に発表した『日蝕』で第120回芥川賞を受賞。著書に、『一月物語』『葬送』『高瀬川』『滴り落ちる時計たちの波紋』『あなたがいなかった、あなた』『決壊』などがある。『決壊』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

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