マチネの終わりに 文春文庫

平野啓一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167912901
ISBN 10 : 4167912902
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
追加情報
:
468p;16

内容詳細

天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!

【著者紹介】
平野啓一郎 : 1975年、愛知県生まれ。北九州市出身。1999年、京都大学法学部在学中に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2008年からは三島由紀夫賞選考委員を務める。主な著書は『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)『ドーン』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)、『ある男』(読売文学賞受賞)など。また、『マチネの終わりに』は第2回渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    蒔野と洋子の間に流れた時間の記憶の物語。彼らが5年半に会ったのはたった3度に過ぎない。永遠の恋が成立するには十分な時間だ。その儚さと崩落性こそが、切なくも美しい大人の恋愛小説を結晶させるのである。タイトルにとられた終章の余韻は、まさに恋愛小説の白眉といっても過言ではない。それを語る文体もまた、素材と呼応するかのように、時に流麗でありながら、同時に構築的である。蒔野と洋子の造型もまたそれぞれに鮮やかな像を結び、内的に共鳴し共振しながらも、1つに結像することがない。明らかな欠点はあるが、堪能させる恋の物語だ。

  • nanako さん

    読み終えるのにかなりの時間がかかりました。物語の中盤、三谷のある行為によって話が大きく展開するのですが、それがあまりにつらくて読み進めるのが辛くなってしまって…。そこでかなりの時間読むのを中断、三か月くらい経ってしまいました。結果的にラストは私が望んでいたものとは違いましたが、それでもやはり最後まで読んでよかったです。物語がどう進んで欲しいと願うかは、その人の恋愛観、人生観によるものだと思いました。小説を読み終えた後、映画も観に行ってきました。小説のほうが深いですが、映画の方が好きな方もいるはず、かな。

  • ソルティ さん

    切なくて辛くて身悶えしちゃうような大人の恋愛。でも身体も重ねてないし気持ちだけでずっと想い続ける、純愛で素敵で美しい。なのにどうして引き裂かれるの。全てはあいつが悪くてそこから年齢的に後がない事や運命のいたずらが災いするがそれを受け入れてしまうのも、洋子も蒔野も大人すぎる。でもこの歳になったら諦めることもあるんだよな⋯。同年代なので余計共感できました。「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。(後略)」

  • どんふぁん さん

    2019年11月16日読了。すっごく大人の恋愛だなぁ。途中イラク戦争や東日本大震災の話とか辛かった。そして、キリストの話は全くよくわからなかった。とにかく出てくる話がワールドワイドで複雑で大人だなぁとただひたすら思った。中盤は苦しかったなぁ。ふたりに耐えろと応援してました。

  • みこ さん

    序盤の展開があまりにゆっくりなので残り頁数を見て、このまま二人の距離が少しずつ縮まっていく様子を描写するのかと思いきや中盤からの急展開で一気に加速。ラストシーンも余韻たっぷりで大満足の一冊。九章仕立てだが、一章当たりの頁数が少しずつ長くなっているのは著者の仕掛けかと思ってしまう。それにしても彼の文章は小説を読んでいることを実感させられる。当然世に発表された小説をすべて読んでいるわけではないが、現在文学の中でも抜きんでた文章力と言っても過言ではあるまい。

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人物・団体紹介

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平野啓一郎

1975年、愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。大学在学中に発表した『日蝕』で第120回芥川賞を受賞。著書に、『一月物語』『葬送』『高瀬川』『滴り落ちる時計たちの波紋』『あなたがいなかった、あなた』『決壊』などがある。『決壊』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

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