対話のレッスン 日本人のためのコミュニケーション術 講談社学術文庫

平田オリザ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062922999
ISBN 10 : 4062922991
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
264p;15

内容詳細

日常会話や雑談は得意でも「対話」が苦手な日本人。同じ価値観の仲間とばかり会っているので、異なるコンテクストの相手と議論をしなくて済んでしまう。文化の違う相手と交渉を重ね共同作業する経験が少ないのだ。では、これから必要な「対話能力」とは。豊富な具体例をもとに、新しいコミュニケーションの在り方を真摯に探る。

目次 : 話し言葉の地図/ 電脳時代の対話術/ っていうか…/ 過ぎたるは及ばざるがごとし/ なんでやねん/ ヒトとサルのあいだ/ 単語で喋る子供たち/ 「ここ、よろしいですか?」/ 畳の上では死ねない仕事/ コンテクストのずれ〔ほか〕

【著者紹介】
平田オリザ : 1962年東京都生まれ。国際基督教大学在学中に劇団「青年団」結成。劇作家、演出家。東京藝術大学特任教授、大阪大学客員教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐、京都文教大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓 さん

    実際に連載されていた期間は二十年ほど前。それくらいの時間でも日本語は揺れ動いていることがわかる。若者言葉、ネットスラングと当時最新の言葉を考察しながら、コミュニケーション、ディスコミュニケーションの補本質を探る姿勢が、言葉を扱う人間はかくあるべしと思わせるもので、とても共感できた。

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ) さん

    1997年から2000年にかけて連載されたエッセイであるにも関わらず、核心の内容は今読んでもじゅうぶんにリーダブル。これは素晴らしい。いわゆる「若者世代の日本語の乱れ」と呼ばれるやつにだいぶ寛容になれる。(今だと「わかりみ」とか「エモい」とか?)以前読んだ『日本語が亡びるとき』に通じる。

  • Akihiro Nishio さん

    週末のシンポジウムに向けてオリザさん本3冊目。2015年初刷りになっているが底本は2002年の発刊で、1998年から2000年にかけて連載されたエッセイ集であった。したがって時事ネタはどうしても古い。読んで感じたのは、若い時に韓国に出たことで、言葉、コミュニケーションに対して非常に鋭敏になり、ずっとそんなことを考えているんだなということ。また、オリザさんの戯曲のネタも、そうしたコミュニケーションのずれをテーマにしているんだなということ。普通の劇作家が個人的な心理的課題をテーマに執筆するのと根本的に異なる。

  • りえこ さん

    言葉やコミュニケーションについて色々考えていて、興味があり読みました。時代や世代にもとても関係がある。対話をきちんとしていきたい。

  • yukiko-i さん

    劇作家である平田オリザさんだからこそ、言葉の一つひとつが持つ意味合いに敏感で、相手に想いを伝えるにはどう対話すればよいのか、わかりやすく書かれ読みやすかった。15年くらい前に書かれたエッセイが今にも通じるところがあり、本質は変わってないと感じた。

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人物・団体紹介

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平田オリザ

劇作家、演出家、芸術文化観光専門職大学学長。劇団「青年団」主宰。江原河畔劇場・こまばアゴラ劇場芸術総監督。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。2002年日韓国民交流記念事業『その河をこえて、五月』で第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。ほか受賞多数。2011年フランス文化通信省より芸

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