下町の女 文春文庫

平岩弓枝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167903497
ISBN 10 : 4167903490
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
追加情報
:
285p;16

内容詳細

昭和四十年代に入り、新橋、柳橋に次ぐ格式と規模を誇っていた下谷の花柳界は、さびれゆく一方であった。そんな下町で芸者屋「福乃家」を営む野崎こうは、現役の名妓。娘の桐子は母を気遣いながらも、芸事とは距離を置いている。ある日、住込みの芸妓見習い・市子がやってきた。女三人三様、日々を精一杯生きる姿が快い花柳小説。

【著者紹介】
平岩弓枝 : 昭和7(1932)年、代々木八幡神社の一人娘として生れる。30年日本女子大国文科卒業後、小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会へ入会。34年7月「鑿師」で第41回直木賞を受賞。平成3年「花影の花」で第25回吉川英治文学賞受賞。10年、第46回菊池寛賞を受賞。16年、文化功労者。テレビドラマ、芝居の脚本も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Iso さん

    久々の平岩弓枝さん。懐かしく読みました。読んでいるとちょっと自分がいい女になった気がするのは気のせいかな

  • goodchoice さん

    入谷の花柳界というあまり一般に知られていない設定が面白い。そこで生き抜く芸者の母と、芸者を嫌う娘、そして自ら志願し新潟から住み込み修行に来る女性という三者三様の役割が振られ、人生の綾に翻弄されながら生きぬこうとする姿は本当に今は失われた人情を強く感じる。また、物語の中にあふれる1970年代の風俗が、非常に貴重な記録となっている。カバー絵もそのままの雰囲気を醸し出す。まさに花柳界を描いた名著といえる。good job!

  • Shiho F さん

    下町の、粋な男女がでてくる小説が好きなんです。もちろん、こうや、桐子も素敵だけど、私が一番感銘をうけたのがこうのパトロン、井藤の器の大きさ。こんな男の妻だったら、花柳界に愛人が出来ても許せてしまうかも…。

  • 波 環 さん

    飛行機待ちで空港で買った。昼ドラ並みな展開です。米倉涼子がちょっと年とった感じで主演したら似合うかんじ

  • どらこ さん

    ★★★

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

平岩弓枝

1932年東京生まれ。作家。日本女子大学国文科卒業。59年『鏨師』で直木賞、79年NHK放送文化賞、87年菊田一夫演劇大賞、91年『花影の花』で吉川英治文学賞、98年菊池寛賞、2008年『西遊記』で毎日芸術賞を受賞。16年に文化勲章を受章。23年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されてい

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品