くうねるところすむところ

平安寿子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163239903
ISBN 10 : 4163239901
フォーマット
出版社
発行年月
2005年05月
日本
追加情報
:
20cm,277p

内容詳細

30歳にして人生どん詰まりの梨央。一目惚れしたとび職を追いかけて飛び込んだ工務店では、亭主に逃げられた女社長が、ぶち切れ寸前で大混乱。それでも家は建てなきゃいけない。だって、お仕事だから…。

【著者紹介】
平安寿子 : 1953年、広島市生まれ。フリーライターとして働くかたわら、アン・タイラーに触発されて小説を書き始める。99年、「素晴らしい一日」で第79回オール読物新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chimako さん

    余程の事がなければ家は一生に一度の大きな買い物。施主には施主の思い入れがあり、工務店には工務店なりのプロとしての見通しがある。鳶には鳶の矜持があり、大工には大工のプライドがある。ただ、漫然と建てられた家と思いのこもった(思いを戦わせた)家とでは家の息遣いも違って当然だと改めて感じ入った。結婚時、既に建築後で自身の希望は何一つ取り入れられてはいない。が、少しでも居心地良くと心を砕いた。相等くたびれてはいるが子どもたちはここで育った。建て直したいのは山々だが経済的な理由でそれもままならない。けど、まぁいいか。

  • つーこ さん

    恋ってすごいですね〜。どんどん梨央がパワフルになっていく!ってゆーか、女性が強いのかな。女性が強い話って、何か幸せな気持ちになります。マンションに住んでる私としては、一戸建てが羨ましかった

  • あつひめ さん

    偶然の出会いが人生の方向転換のカギになった。なんか・・・こういう出会いってドラマチックで素敵だと思いませんか?「家」って大きな買い物でもあり家族を包む温かい場所。その建築に携ることにきっといろんなプライドを持って仕事をしているんだろうなぁ〜。テンポもよくて現実にはそんなとんとん拍子はないでしょ!?と一人突っ込みをしながら読み終えた。なかなかの爽快感。映像化してもらえるともっと楽しめるかもしれない可能性のある作品だと思う。

  • とらこ さん

    Wヒロインなお話。建築という仕事に興味を持った。私は生まれてこのかた一戸建てに住んでいる。田舎は大半がそうだ。【家は思い出の入れ物なんだ。今まで家族と積み重ねてきた時間。すり減った柱の手触りや廊下の軋む音】改めて、夜布団の中で耳を澄ませる。全てが愛おしく感じた。イケイケどんどんな前向きでガッツのあるヒロイン2人が格好いい。仕事に疲れた乙女に勧めたい作品になりました。他の作品も楽しみです。

  • あー さん

    面白かった。読みやすかった。会社の雰囲気がとても良くて、素敵。新人と女社長が議論を交わすのも素敵。ふたりはこのあとどうなるんだろう?きっと、うまく行くよね。

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人物・団体紹介

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平安寿子

1953年広島県生まれ。99年「素晴らしい一日」でオール讀物新人賞を受賞。2001年に同タイトルの作品集で単行本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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