妹さえいればいい。 11 ガガガ文庫

平坂読

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094517651
ISBN 10 : 4094517650
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
232p;15

内容詳細

10巻の続き!!!!!!!!!!!!!!

小説がまったく書けないという大スランプに苦しむ伊月を、恋人の那由多は優しく見守る。土岐や京は伊月を復活させるための方法を模索するのだが、結果は芳しくない。一方、女の子であることを隠さなくなった千尋にも、大きな変化が訪れるのだが……。

そんななか、第16回GF文庫新人賞の授賞式が開催される。青葉や木曽たちが受賞してから、はやくも一年の月日が経っていたのだ。怒濤の流れに翻弄されながらも、主人公たちは足掻き続ける――。

大人気青春ラブコメ群像劇、衝撃の第11弾登場!!

【著者紹介】
平坂読 : 第0回MF文庫Jライトノベル新人賞にて優勝賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まりも さん

    スランプに苦しむ伊月とそんな彼を見守る那由多。2人に試練が訪れるシリーズ第11弾。うわぁ… これぞまさに10巻の続き。どいつもこいつも奈落の底へ真っ逆さま。これはもうとりあえず早く続きを読ませてとしか言いようがない。才能も情熱も迸らないがソツなく読める。そんな作家になってしまった伊月にNOを突きつけた那由多。2人の関係はどうなる?それはさておき作品内で特装版の熱い番宣をしてたけど、この妹カードゲーム家族でワイワイやるのは絶対無理やな(笑)

  • よっち さん

    衝撃の事実に直面し小説が全く書けないという大スランプに陥った伊月。一方、女の子であることを隠さなくなった千尋にも大きな変化が訪れる第十一弾。今回も作家あるあるやゲームを織り交ぜつつ描かれてゆく伊月周りの人間模様。それにしても千尋はそっちへ行っちゃったか…と思いましたけど、春斗はモテモテ状態なのに何ともままならないというか。でもついに家族とも仲直りできて良かったと思っていたら、ここで思ってもみなかった急展開にびっくり。これで可能性でいえばどんな展開もあり得えるわけで、人間関係がどう変わってゆくのか気になる。

  • シータ さん

    今回スランプから克服すると思っていたが、中々深刻なことになってきたな。伊月が主人公になることを諦めてしまい、妥当な小説を書いて那由多と喧嘩して別れることに……。正直、どちらの言い分もわかるから余計に辛い展開だった。果たして京の逆転サヨナラホームランENDはくるのかこないのか。それにしても千尋が恋に落ちてから行動早くて面白かった。

  • 真白優樹 さん

    伊月がスランプに苦しみ、那由多が優しく見守る中、新たな世代の作家達が舞台に上がる今巻。―――深みから深みへ、光は一体どこにある? 気づいてしまった、自分が主人公にはなれぬ事。気づけない、自分の心と大切な者を裏切っている事。気づかぬ内に背負っていた光が伊月を苦しめ、更なる闇へ叩き込む今巻。天才性などない、愛すら折れる。そんな彼が更なる深みに嵌る中、千尋達もそれぞれもがき、闇に堕ちていく、光が更に遠ざかり、容赦なく追い込まれる直球の描写が重苦しい巻である。更なる闇の中、逆転の光はどこに。 次巻も楽しみである。

  • わたー さん

    ★★★★★平坂読、いい加減にしろよ。なんだよあの最終章。涙が止まらねえじゃあねえか。夢と情熱を燃料に作品を生み出してきた男の、初めてのスランプとその顛末までを描く物語。彼がその決意を固めるまでをコミカルに描いているだけにラストとの落差でやられてしまった。続きはまだか。そして暗黒面に呑まれた千尋の明日はどっちだ。闇のガンプラビルダーとして頭角を現す日も近い…のか?

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平坂読

岐阜県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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