チャットGPTvs.人類 文春新書

平和博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166614134
ISBN 10 : 4166614134
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
平和博 ,  
追加情報
:
224p;18

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    情報処理能力において、人はAIにはかなわない。しかし大量の情報を分析して得た結論が常に正しいと限らないのは、人にあってAIにない哲学や理論、良心や悪意、信仰や感情といった人としてのバイアスがないからだ。チャットGPTが非常識だったり虚実入り交じった回答を出すのは、アトムやドラえもんのレベルには遠く達していない現状では当然だろう。危険だから開発に制限を加えるべきか、よりよいシンギュラリティのため促進すべきかで人類は岐路にある。ようやく各国も対応に動き出したが、最先端技術の進歩を政治が制御できるのか疑わしい。

  • p31xxx さん

    生成AIが生み出す幻覚(hallucination、ある学者はconfabulation:「誤魔化す意図なしに虚偽の記憶を生成」の語に置き換えるべきというが)との距離感が肝要だと思った。GPT-4でも解決していないという論文の抜粋、法、道徳、投資判断など間違うとまずいところでデタラメを言うのは、確かにまずいと思った。/本書を読むのと前後してBingアプリを入れて、自転車のトレーニングについての提案を受けてみたりして、あくまでもこのAIはCopilot副操縦士だという意味合いがふんわり伝わった気がした。

  • nbhd さん

    「vs人類」と題されているように、ぼくが読んできたChatGPT関連書のなかでは、群を抜いて「生成AIの進化に警鐘を鳴らす」モードの本だった。警鐘を鳴らしすぎていて、ちょっと引いた。問題なのは文章が読みにくいことだ。本の内容は、海外記事を過剰に並べているだけのようで、だんだんとカタカナや数字が踊っているように見えてくる。何なら、ChatGPTのほうが、よりわかりやすく、よりスマートに項目立てて、自分のネガティブな影響について解説してくれそうだ、とも思えてくる。ってなわけで、この本に関しては、人類の負け。

  • 赤ヒゲ さん

    チャットGPTの登場でギアが入ったかのような感じですが、従来のAIと何が違うのか、人類の未来にどんな影響があるのか、使ったこともないのに気になって仕方ないです(汗;)。チャットGPTはネット上の膨大なデータから学習し、文章作成も神業的に早いが、真偽は判断できないので、学習元の間違った情報からも学習して「幻覚」と呼ばれる「もっともらしいデタラメ」も作成するそうです。真偽は人間がやればいい!ところが、専門家を対象にしたある調査では、AIが作った偽情報の8割を見抜けなかったそうです。「どうする家康?」(苦笑)

  • 乱読家 護る会支持! さん

    多様性が尊重され、それぞれの正しさが容認されるが、リスクに対しては慎重にならざるを得ない現代社会。真偽はわからないが、もっともらしく思える文章を作る、とっても便利なチャットGPTの存在は、現代社会に新たなリスクをもたらすのではと危惧します。 人間の持つ負の部分を増幅し、社会に悪い影響を与えないか? 人間の能力を退化させないか? 世論を誤った方向に誘導していかないか?等、負の影響ばかりを考えてしまうのは、僕が時代遅れのオジサンだから? やっぱり生きることに苦悩しつつ言葉を紡ぎ出した生の人間の文章が読みたい。

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