ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。

幡野広志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591161005
ISBN 10 : 4591161005
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
210p;19

内容詳細

「34歳のときに治らないがんの告知を受けた。
後悔はない。それは、すべてを自分で選んできたからだ。

生きにくさを感じている人に、
生きやすさを感じてもらえることを願って――。」

家族、友人、仕事、お金、自分の居たい場所、そして生と死。
命を見つめ続けてきた写真家が、大切にしてきた「選ぶ」ということ。

自らが取材したがん患者や、患者の関係者たちとの対話を通して見えてきたもの。
最後に選択するという安楽死について。
生きにくさを超えるために、自ら「選びとる」ことの意味を、強くやさしいことばで綴る。

「子どもって人生において選択肢を選べることが少ないですよね。
“与えられた”や“奇跡”という綺麗な言葉で言い換えることもできますが、
親や家族はもちろん、生まれ育った地域で最初の友人も決まるわけです。

社会の大人からいい子であることを求められて、子どものころから選ぶ習慣がないから、
大人になっても自分の人生を選べない、考えることが苦手な人がいるんだなぁと感じます。

子どもの頃って、どうしても選ぶことができないけど
大人になったり、病気で人生が短くなってくると、
じつはなんでも選べるし、選ばないといけないんですよね。

生きにくさを感じている人に、生きやすさを感じてもらえることを願っています。
(タイトルによせた著者)」

【目次】
1章 そしてぼくは、旅に出た。
2章 ぼくたちが求めている自由 〜Kさんへの取材を通じて〜
3章 ほんとうの自立とはなにか 〜Mさんへの取材を通じて〜
4章 逃げ場を失わないために 〜Tさんへの取材を通じて〜
5章 家族のかたちを選びなおす
6章 ぼくが最後に選ぶもの

幡野広志(はたの・ひろし)/1983年、東京生まれ。2004年、日本写真芸術専門学校中退。2010年から広告写真家・高崎勉氏に師事、「海上遺跡」で「Nikon Juna21」受賞。 2011年、独立し結婚する。2012年、エプソンフォトグランプリ入賞。2016年に長男が誕生。2017年多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。著書に『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(PHP研究所)、『写真集』(ほぼ日)。

【著者紹介】
幡野広志 : 1983年、東京生まれ。2004年、日本写真芸術専門学校中退。2010年から広告写真家・高崎勉氏に師事、「海上遺跡」で「Nikon Juna21」受賞。2011年、独立し結婚する。2012年、エプソンフォトグランプリ入賞。2016年に長男が誕生。2017年多発性骨髄腫を発病し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とよぽん さん

    「ぼくたちが選べなかったこと」って何だろう?  タイトルから歴史か社会学系の本かと思っていたが、生き方の本だった。幡野広志さんのことを知らなかった。治るがんと治らないがん、想像もつかない痛み、余命3年の半分が過ぎ、安楽死を真剣に検討して準備している・・・。そして、親との関係の部分は、当事者しかわからないのだろうが、読んでいて辛かった。この先も、幡野さん自身とご家族が納得できる選択を貫いてほしい。

  • aki さん

    自分が病名のつく病にかかり、命の残りを知ってしまったら。家族のこと、こらからの生き方、そのあり方に、色々と想いが巡ると思います。著者もその身となったことにより、「ありたい自分」でいる為の道を選んでいく様がここに記されています。病気の人に対する言葉掛け、こればっかりは、想像力の問題と著者が言うように、掛けた方には悪気はなく、励ましてるつもりであっても、それが当事者には、失礼で邪悪であると捉えられてしまうという部分には、言葉が出ないなぁ。ただ言えることは、自分らしく自由に、自分で選んでいける人生があるって事!

  • 青木 ともこ さん

    時代が、音を立てて崩れてゆくと思いました。小気味いいのと後ろめたいのの行ったり来たり、ぐいぐい読み進めました、あっという間だった。でもちょっと幡野さんは強すぎかな、ここまでスッパリいけるものかな、と思っていたら、なるほどそれだけの理由があったのですね。それと生存率のことがあってのこの表現、とても合点がいったし、自分のモヤっと中途半端な来し方にあらためて向き合おうと思いました。安楽死についての考え方に大賛同、余計な人間関係にもまったく然り。寿命なんて誰しも明日かも、いや数秒後かも。納得して、選んで生きよう。

  • りょう さん

    命の重さ、尊さについて、そして家族のあり方について深く考えさせられました。これまでの幡野さんのSNS等での発信を通じ、多くの共感と併せて1つだけ疑問だった、ご自身の肉親とのかなりはっきりした距離の置き方。何故ここまで頑なだったのかという部分に関しての説明が大変明確で、腑に落ちるものがありました。人の生き方、他者との繋がり、関わり方はどれ一つとして正解がなく、逆に言えば幡野さんの書かれていることすら真理の全てではない。必死に考え、自分で答えを探し続けてゆくことが大切なのだと改めて気づかされるものでした。

  • はじめ さん

    がん患者が闘病生活を経て築いた人生観の本かと思いきや、主には「家族」の選び方考え方に関する本であった。一般的によいとされる価値観が受け手の背景によっては負担になり得ることや、人生の選び方について再考するきっかけとなった。NASAによる直系/間接家族の定義が家族の形を考えるうえで1つ参考になる。私自身、家族とはうまく関係を築けていないように思うが、こういう選択肢もあるということを知るだけでも大分心の負担は軽くなるものだ。

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幡野広志

1983年、東京生まれ。2004年、日本写真芸術専門学校中退。2010年から広告写真家・高崎勉氏に師事、「海上遺跡」で「Nikon Juna21」受賞。2011年、独立し結婚する。2012年、エプソンフォトグランプリ入賞。2016年に長男が誕生。2017年多発性骨髄腫を発病し、現在に至る(本データは

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