やめられない ギャンブル地獄からの生還

帚木蓬生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087753950
ISBN 10 : 4087753956
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
追加情報
:
240

内容詳細

国内推定200万人。「まさか自分は」と侮るなかれ。様々な症例とともに、ギャンブル依存症の全貌を紹介し、立ち直りへの具体的な治療を明らかにする。患者のギャンブル依存と闘う、作家・精神科医の緊急レポート。

【著者紹介】
帚木蓬生 : 1947年福岡県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。九州大学医学部卒。福岡県中間市の「通谷メンタルクリニック」院長。93年『三たびの海峡』で第14回吉川英治文学新人賞、95年『閉鎖病棟』で第8回山本周五郎賞、97年『逃亡』で第10回柴田錬三郎賞、2010年『水神』で第29回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    日本のギャンブル産業の年商規模は30兆円。うち20兆円はパチンコである。出版業界の年商が2兆円と考えると異常だ。誰でも付き合い等でパチンコや競馬に行った事はあろう。まれに大勝する。脳内にドーパミンが大量に発生し、パチンコ通いが始まる。私の知人や同僚もパチンコ好きが多い。本作で紹介されているような、借金してのめり込むまでは進んでないと思う。パチンコは廃止すべきだ。パチンコの無駄遣いを、健全な消費に回すべきだ。アルコール依存症と同じく、ギャンブルにも自助グループがあるのを初めて知った。非常に勉強になる作品。

  • みゃーこ さん

    遺伝によるものか生い立ちによるものか、依存は進行性の病気。螺旋のように繰り返し揺り戻し、家族をも巻き込む悲しい病だ。

  • kinkin さん

    『ギャンブル依存とたたかう』の著者が書いた、ギャンブル依存症の人たちの悲惨な実態を、多くの事例と共に浮き彫りにしている。ギャンブル依存は、一個人の問題ではあるが、現在の日本におけるパチンコやパチスロの実情は、遊戯から大きくかけ離れたギャンブル以外のなにものでもない。 年に20兆円という巨大産業の陰には、多くのギャンブル依存症当事者と取り巻く家族がいることを忘れてはいけない。

  • テツ さん

    ありとあらゆる賭け事を忌避しているのでぼく自身がそれに近づくことはないけれど、依存してしまっている方の思考がなんとなく解った気がする。勝って儲かったときの成功体験とそのときにドバドバ出る脳内物質による快楽。基本的には薬物中毒と変わらないんだよな。ハマりきってしまったら自分の意志の力だけではどうにもならない。自助グループに参加し病院に通い他者の力と共に少しずつ治していくしかない。でも最も良いのは最初からそんなモノには触れないことだよな。ギャンブルの恐ろしさについて幼いうちからしっかり話すこと。

  • kanki さん

    序盤の手記が壮絶。嘘は8万回。ギャンブル産業年商30兆円。見ざる聞かざる言わざるがミーティングで変化していく

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人物・団体紹介

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帚木蓬生

1947年、福岡県生れ。医学博士。精神科医。東京大学文学部仏文科卒業後、TBSに勤務。2年で退職し、九州大学医学部に学ぶ。93年に『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、95年に『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、97年に『逃亡』で柴田錬三郎賞、2010年に『水神』で新田次郎文学賞、11年に『ソルハ』で小学館

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