壊れた自転車でぼくはゆく 朝日文庫

市川拓司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022648723
ISBN 10 : 4022648724
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

限られた時の中で、彼らは互いを思い遣り、慈しみ、精一杯自分たちの命を生きた―もうこの世に存在しない祖父と、ぼくはかつて不思議な旅をした。そこで語られた少年と少女の切ない純愛の物語。なぜふたりは引き離されなければいけなかったんだろう?

【著者紹介】
市川拓司 : 1962年東京生まれ。作家。2002年に『Separation』でデビュー。2003年発表の『いま、会いにゆきます』が映画化・テレビドラマ化され、文庫と合わせて140万部の大ベストセラーとなり、一躍恋愛小説の旗手として支持される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    胸がぎゅーっとなる恋愛小説でした。短い時間の中の純粋な恋愛。不器用だけれど悲しい恋愛。切なさに満ちあふれていました。互いを思いやる気持ちが伝わってきます。素敵な作品でした。

  • takaC さん

    市川拓司モードで読もう。

  • ゆうまっき さん

    祖父の壊れた自転車を押しながら祖父が語る祖父と祖母の純愛の物語に思いを馳せる孫。祖父母の純愛がピュアでせつなくてこれほどまでにお互いを思いやれるってすごいなと感じました。戦後のままならない時代だったからこそ尚更愛が深まったのかなとも思いました。どっぷりと「純愛」に浸れた1冊でした。

  • なないろ さん

    大好きな市川拓司作品、待ちに待った文庫化です。スーッと流れる文章、安定の優しい市川ワールドです。電車にも乗れない不器用な人間の温かい愛の物語。誰に頼ることもなく生まれ持った自分の足で進んでいきます。他人よりはゆっくりゆっくりだけれど、目指すところへの想いは誰よりも強く温かい。まあるく温かい愛のカタチが見えるような1冊でした。

  • kei@名古屋 さん

    非常に優しい物語です。お祖父さんの足跡を壊れた自転車を引いておしてゆく、目に浮かぶ物語と言うのはこういうものかもしれない。市川節はやっぱり良いですね

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人物・団体紹介

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市川拓司

1962年東京都生まれ。作家。2002年『Separation』でデビュー。03年発表の『いま、会いにゆきます』が映画化・テレビドラマ化され、文庫と合わせて140万部の大ベストセラーとなり、一躍恋愛小説の旗手として支持される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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