密室館殺人事件 名探偵の証明 創元推理文庫

市川哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488465148
ISBN 10 : 4488465145
フォーマット
出版社
発行年月
2021年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
337p;15

内容詳細

ミステリ作家の罠により出口のない館に集められた男女8名。生死をかけた謎解きが始まる。「名探偵の証明」に続く鮎川哲也賞受賞シリーズ第2弾!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 麦ちゃんの下僕 さん

    シリーズ第2作。ミステリ作家・拝島登美恵によって、名探偵・蜜柑花子を含む男女8名が出口の無い館「密室館」に監禁された!4日間の内に館内で発生する殺人のトリックを解明できれば全員解放されるが…果たしてデスゲームの結末は!?という物語。どんな奇想天外なトリックなんだ?…と期待してはいけません(笑) もちろん蜜柑が解き明かす事件の“真相”は読み応え充分ですが…このシリーズはあくまでも“名探偵の生き様”がテーマ。前作の事件の被害者遺族である日戸涼の視点で語られる、蜜柑という“名探偵”の実像…実に興味深かったです!

  • Mie Tange さん

    シリーズもの。 前作ちゃんと読んでるはずだけど、 詳しくは覚えてなくて… コレだけ読むとあまりいい印象はない。 楽しめたのは謎解きの部分だけ。 責任転嫁とはいえ嫌いだったヤツに ラストそれはおかしいだろ… 自分だったら受け入れられないし(´Д`)

  • マッちゃま さん

    「若き名探偵vs大御所ミステリ作家。ミステリ作家の罠により出口の無い館に集められた男女8人、生死を賭けた謎解きが始まる」帯の言葉にワクワクしながら購入。その通りの展開なんだけど名探偵への対応は実に厳しい。もう僕が名探偵なら「そんなだったら解決してヤンないよ」と駄々捏ねそう。そう、本書のシリーズは名探偵の証明なんです。いやハードだ、あの屋上の芋虫みたいだった蜜柑花子が理不尽(と僕は感じた)な理由で傷つき傷つけられていくのが悔しい。次作が10月に文庫化。いわゆる完結なのかな。楽しみでもあり綺麗であってほしい。

  • hnzwd さん

    名探偵の宿命を描くシリーズ。ミステリ作家に密室に閉じ込められるという設定の今作は特にそれが明確になってるのか。蜜柑の性格は突き抜け過ぎて、心配になるくらい。ワトソン役はもう少し頑張らないと。

  • 見切り発車 さん

    シリーズ二作目。内容は相変わらず名探偵とは何かをテーマにしていて読み応えはある感じ。十分及第点としたいところですが、いかんせん語り手のワトソン君が薄っぺらすぎる。言いがかりから敵対心を爆発させたり自分に懐かれたら好きになったり。百歩譲って美女を好きになるのは男としての礼儀ですが、もう少し美女に敬意を払いなさいよ、と感じる一冊。

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人物・団体紹介

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市川哲也

高知県生まれ。太成学院大学卒。2013年『名探偵の証明』で、第23回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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