詞花和歌集 岩波文庫

工藤重矩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003003190
ISBN 10 : 4003003195
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;15

内容詳細

瀬をはやみ岩にせかるゝ滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ―この歌には院政期という混沌とした時代に生き、保元の乱に翻弄された悲運の人・崇徳院の想いが谺している。その崇徳院の院宣により藤原顕輔が編纂。仁平元年(1151)に撰進された六番目の勅撰集。古今集の伝統を踏まえつつ、新時代の歌風をも展開、和歌史の変容期の姿をよく示している。

目次 : 巻第一 春/ 巻第二 夏/ 巻第三 秋/ 巻第四 冬/ 巻第五 賀/ 巻第六 別/ 巻第七 恋上/ 巻第八 恋下/ 巻第九 雑上/ 巻第十 雑下

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゅてふぁん さん

    崇徳院の院宣によって成った八代集の第六番目、詞花和歌集。時代背景やひとつ前の勅撰集(金葉集)との微妙な関係のせいもあり、成立当時もそして次時代からもあまり評判は芳しくなかった様子。それでも現在まで残っているとはさすが勅撰集。過渡期とはいえ、新古今調の余情とか幽玄に苦手意識がある私にとっては、当代の歌人からの入集が少なく、拾遺・後拾遺時代歌人が半ばを占めるこの歌集はとても読みやすかった。

  • 双海(ふたみ) さん

    院政期という混沌とした時代に生き、保元の乱に翻弄された悲運の人・崇徳院の想いが谺している。その崇徳院の院宣により藤原顕輔が編纂。仁平元年に撰進された六番目の勅撰集。古今集の伝統を踏まえつつ、新時代の歌風をも展開、和歌史の変容期をよく示している。和歌はわくわくする。

  • 澄川石狩掾 さん

    注釈と解説が充実していてとても良かった。 同じ岩波文庫でも和歌集によって解説の量にばらつきがあるので、充実した注と解説を付したヴァージョンにて、勅撰和歌集を揃えて貰いたい。

  • はたえす さん

    見開きの半分が現代語訳と解説になっていて読みやすいです。とりあえず、ざっと読んで意味がつかめない歌だけ解説を読んだだけです。

  • Kuliyama さん

    解説がとても充実しており、大変勉強になりました。

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