地球温暖化で雪は減るのか増えるのか問題

川瀬宏明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784860646035
ISBN 10 : 4860646037
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;19

内容詳細

温暖化で日本の雪が変わる!?雪の「いま」と「未来」に迫る!

目次 : 1 日本の雪のいま(そもそも気温が低くなるのはなぜ?/ 日本海側に降る雪 ほか)/ 2 雪を知るには観測が必要だ―雪の観測の現状(雪の結晶―天からの手紙/ 雪に似たもの―あられとひょう、凍雨と雨氷 ほか)/ 3 異常気象と地球温暖化が雪の降り方を変える(異常気象とは/ 地球温暖化のいろは ほか)/ 4 地球温暖化と雪の未来(将来、雪は増えるのか?減るのか?/ 21世紀末の冬の天気予報 ほか)

【著者紹介】
川瀬宏明 : 1980年生まれ。気象庁気象研究所応用気象研究部主任研究官。博士(理学)。気象予報士。専門は気象学、気候学、雪氷学。2019年度日本雪氷学会平田賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    日本の雪のいま、雪の観測、異常気象と温暖化が雪の降り方に変化を与える、地球温暖化と雪の未来。各章にわかりやすく解説されている。毎年数十センチは積もっていた雪も私の住む地域では去年、今年とほとんど降らない。それはありがたいのだけど一方では温暖化が急速に進んでいるのかもしれない。と思いきや逆にドカ雪も増えるかもしれないということだ。それだけ雪の予報は難しいのだろう。子供の頃雪が積もった朝外を見てワクワクしたものだ。四季を感じさせてくれるほどほどの雪であってほしい。図書館本

  • Sakie さん

    基本的に気象学から解説する日本の雪の話。さて、地球温暖化による気候変動と異常気象(30年に一度級)は別物である。ということは、近年頻発する酷暑や豪雨はもはや異常気象ではなく、常態と言わねば。雪について言えば、気温上昇に伴ってひと冬に降る雪の総量は減るが、気温が上昇して海から水蒸気化する水分量が増える分、寒い地方の雪の量は増え、ドカ雪被害も常態化しそうだ。他にも、北極海の海氷が減ると海から熱と水蒸気が大気に供給され、大気の流れが変わることで、日本に寒気が流れ込んで寒くなる現象もあるとか、想像どおりでない。

  • Akiro OUED さん

    日本のドカ雪の原材料は、日本海の海水らしい。じゃあ、致し方ないか。温暖化対策よりも、太平洋の真ん中で起きるラニーニャ現象のメカニズムを解明するほうが重要だと読めた。不明確なままだと、将来の数値気象予測の結果も怪しくなる。温暖化で豪雨は増えるのかどうか問題にも挑戦してほしい。

  • mft さん

    地球温暖化と雪の関係で言えば南極の雪が減るのか増えるのかそしてその結果海面上昇は…という話題が先に頭に浮かんだが、これは日本国内の雪の降り方の話。現在どこにどういうメカニズムで降るかを押さえてから、では地球温暖化でどう変わるか、と話は進む。結論に特に意外性はないが丁寧な説明で読みやすかった

  • とりもり さん

    タイトルに惹かれて読了。雪の仕組みの解説が延々と続く前半はやや退屈だが、後半を理解するためには必要なので我慢せざるを得ない。地球温暖化が進行した21世紀末でも気温の低い北海道などは、ドカ雪でかえって積雪量が増える可能性かあるというのは意外。関東の大雪は南岸低気圧が原因というのは知らなかった。あと、南予地方が隠れた「豪雪地帯」だというのが個人的にはツボでした。オススメ。★★★★☆

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