百花

川村元気

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163910031
ISBN 10 : 4163910034
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
299p;20

内容詳細

「あなたは誰?」
息子を忘れていく母と、母との思い出を蘇らせていく息子。
ふたりには忘れることのできない“事件”があったーー。
現代に新たな光を投げかける、愛と記憶の物語。

『世界から猫が消えたなら』『億男』『四月になれば彼女は』の著者、待望の最新刊!

【内容紹介】
大晦日、実家に帰ると母がいなかった。
息子の泉は、夜の公園でブランコに乗った母・百合子を見つける。
それは母が息子を忘れていく日々の始まりだった。

認知症と診断され、徐々に息子を忘れていく母を介護しながら、泉は母との思い出を蘇らせていく。
ふたりで生きてきた親子には、どうしても忘れることができない出来事があった。
母の記憶が失われていくなかで、泉は思い出す。
あのとき「一度、母を失った」ことを。
泉は封印されていた過去に、手をのばすーー。

現代において、失われていくもの、残り続けるものとは何か。
すべてを忘れていく母が、思い出させてくれたこととは何か。

【著者紹介】
川村元気 : 1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。14年、絵本『ムーム』を発表。Robert Kondo & Dice Tsutsumi監督によりアニメ映画化され、全世界32の映画祭にて受賞。18年、佐藤雅彦らと製作した初監督作品「どちらを」が第71回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    本日第二弾!! 川村元気は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、母息子認知症ファンタジーでした。雰囲気は悪くないですが、綺麗にまとまり過ぎの感があります。実際の認知症は、もっと辛い。お陰様で、我が家は両親4人共健在ですが、将来的には不安です。

  • さと さん

    「認知症」が他人ごとではない人の、心の叫びにこだまする作品かと思って手に取ったが どちらかと言うと親子の絆…どんな事情があろうとも、その関係性によって親の愛を知るために自らが用意した人生なのだと伝えているように感じた。記憶を失い幼子へと還っていく母親を通して再現される彼女の人生は、語られるより何倍も重みのあるものでありその体験は、泉の潜在意識が本当に望んだ形だったのかもしれない。彼がそこに気付く日がいつか来るといいなと祈る思いだ。

  • テクパパザンビア さん

    面白かった。認知症になり亡くなった母のあるあるエピソードを思い出し辛く切なくなった。御影公会堂のオムライスが食べたくなった。若い世代がこの本を読んでも共感しないだろうし共感しなくてもいいと思う。

  • 旅するランナー さん

    認知症の母と、父になる手前の息子の、手探りの切ない愛。母の日記、神戸の震災、ピアノ曲トロイメライの演奏、そして半分の花火...名シーンが多いです。夢の描写に、アルジャーノン的手法も感じられる、しっかり書き上げられた小説です。人間は体じゃなくて記憶でできているのでしょうか? そうだとしたら、愛する人と、少しでも多くの思い出を残しておこうと思います。お母さんに一輪の花を。

  • うっちー さん

    吉永小百合のコメントどおりです。母親には感謝しかありません

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

川村元気に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品