基本情報
内容詳細
「鉄道で旅をしていて、こんなものはみたことがないと思うものに出くわすことがよくある」
これは、著者・川島令三のはしがきの最初の一文。
鉄道好きが乗り鉄や撮り鉄などの趣味を楽しむとき、不思議に思う線路わきのさまざまな標柱。これはいったい何なのか。
新幹線から分岐するどこに行くのかわからない分岐線の行き先は?
日本で計画されている新幹線鉄道網の数々。
旧国鉄で試作車も作られた、幻の夜行新幹線構想。なぜ実現しなかったのか。
在来線で日本一長い直線区間はどこなのか。
平地を走るのにスイッチバック駅になったわけ。
国内のループ線、現在はどうなっているのか。
山手線と大阪環状線とは、なりたちがどう違っているのか。
近年、都市部で設置が増えているホームドア。首都圏と関西圏で、また会社によって形態がまったく異なるのはどうしてなのか。
宇都宮ライトレールが狭軌になっているのは、なぜなのか。
山の中のトンネルを走る鉄道と、都市部の地下を走る地下鉄。いったい違いは何なのか。
日本で一番短い私鉄とは?
日本で一番短い地下鉄路線とは?
これら、鉄道にまつわるさまざまな疑問を、著者が調べてひとつひとつ回答を出していく。
第1章・新幹線のマル秘雑学、第2章・在来線のマル秘雑学、第3章・都市鉄道のマル秘雑学。
鉄道好きには、こたえられない楽しい秘密が満載されているのが、本書である。
【著者紹介】
川島令三 : 1950年兵庫県生まれ。芦屋高校鉄道研究会、東海大学鉄道研究会を経て、鉄道専門出版社電気車研究会に入社、鉄道技術専門誌「電気車の科学」編集担当。その後参議院運輸委員会参与を経て、現在、鉄道アナリスト、早稲田大学非常勤講師。草思社から1986年に刊行された最初の著書『東京圏通勤電車事情大研究』は通勤電車の問題に初めて本格的に取り組んだ試みとして大きな反響を呼んだ。筆者の提案した案ですでに実現されているものが多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
川島令三
1950年、兵庫県生まれ。芦屋高校鉄道研究会、東海大学鉄道研究会を経て鉄道ピクトリアルに入社。鉄道技術誌『電気車の科学』編集を担当。現在は鉄道アナリスト。新交通システムについては1970年代の各試作車の登場時代から試乗・見分をしており、現在も新線の開業や変化のあるたびに取材している。テレビなどでのコ
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