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私と西洋史研究 歴史家の役割

川北稔

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422202884
ISBN 10 : 442220288X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

西洋史研究の碩学として知られ、画期的業績を築きあげた著者の個人研究自伝。戦後史学の動向から歴史学の意味と役割まで、歴史研究に必須のテーマを語り尽くす。研究の背景や意味を解説したコラム、詳細な脚注入り。

【著者紹介】
川北稔 : 1940年大阪市生まれ。京都大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程(西洋史学専攻)中退。文学博士。大阪大学大学院文学研究科教授、名古屋外国語大学教授を経て、現在、国際高等研究所副所長、京都産業大学文化学部客員教授、大阪大学名誉教授

玉木俊明 : 1964年大阪市生まれ。同志社大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。京都産業大学経済学部専任講師、助教授を経て、京都産業大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • むしざわ

    これは偉大な歴史家の歴史。川北先生の体験や歴史観は本当にためになった。僕も今後ずっと歴史とどういう風に向き合うべきかを考えさせられたし、また閃くというか、今までぐちゃぐちゃだった歴史認識がまとまる契機にもなった。とはいえ、僕の歴史に対する浅さなども思い知ったし、やはり更なる知識の探求の必要があるということも改めて痛感した。これから僕はドイツ史だとか現代史などとより深く向き合っていくことになるはずだが、決して自己満足の研究にならないように心がけたい。

  • 深窓

    川北先生の自伝を対談形式でまとめた本。戦後の西洋史学の潮流が理解できる。角山先生の『「生活史」の発見』とあわせると、関東の大塚史学に対する関西の反応とグローバルヒストリーに至る過程が把握できる。最後の方では、西洋史が専ら細かい論点を研究対象にするようになってしまったことへの警鐘と、「史学」を通じて社会に還元できる歴史家の役割について述べられ、直近の書店に並ぶ「歴史本」の姿も思い起こすと先生の危機感が実感された。

  • かろりめいと

    川北先生スゴすぎ。大塚史学、マルクス主義経済学の雰囲気がすこし分かり、面白かった。次は『砂糖の世界史』を読んでみようっと。

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